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2021年4月 9日 (金)

ワクチン以外の方法でコロナを逃げ切れ!

Datyou

2020年2月に我が国で発生した新型コロナウイルス。1年と2ヶ月経過して、ついに累計の感染者数が50万人を突破した。累計死亡者数は9300人。感染者と死亡者数から、致死率がおおよそ2%の強毒ウイルスだ。近年の交通事故による死亡者数が2800人程度、自殺者が2万人程度なので、新型コロナウイルスによる死亡者数はとても深刻な社会的問題と言える。
1年以上コロナと闘ってきて、いろんな意味で対策は徹底されている。今や道行く人はほぼすべてマスク姿である。一方で、これ以上できないことも見えてきた。1人で飲食する限り飛沫感染することはないが、複数人で飲食すると1人以上に感染させてしまう。その感染した人は自宅に戻ったり、あるいは職場に行って、そこでさらに感染を広げる。つまるところ、この繰り返しである。飲食店の営業自粛は散々行われているものの、すべて営業禁止してしまうこともできず、結局のところ、ずっと導火線に火が付いた状態をとめることができていない。これは日本だけの問題ではなく、世界中同じことが発生している。
感染症対策を徹底しつつ、経済の崩壊を防ぐためには、この行き方しかないのである。しかし、1年を超えると、さすがに国民も我慢の限界だ。ワクチンは年末まで国民まで行き届かない。ワクチンの効果が出るには、まだ半年以上かかる。もう一つの対策である治療薬は全く先が見えない。現在、詰め将棋の詰んだ状態になっているのだ。
そこで、慶は、今の手詰まりの対策をブレークスルーするため、感染の出発点をブロックする対策が必要と考える。複数人による外食で感染が広がるなら、感染を抑制する抗体を含んだ水をミストのようにテーブルから噴霧しながら飲食したら良いのでないかと考える。コロナウイスルと結合して感染を下げる抗体は、京都府立大学の十八番であるダチョウの卵に作らせるのである。この抗体を含む水を、超音波式の加湿器で飲食のテーブルの上で噴霧する。仮に感染者がいても、鼻腔内には口や鼻から吸い込んだダチョウの抗体が待ち構えていて、ウイルスの突起をマスキングし、そのまま感染することなくスルーする。これが一番の初期対策だ。あくまで空間で噴霧しているし、人に直接投与することを想定していないダチョウの卵由来の抗体なので、医療行為ではない。芳香剤感覚で使える。この噴霧器を設置したお店は営業時間の制限がないとなれば、ダチョウ抗体の需要は劇的に高まる。

2021年3月14日 (日)

新型コロナウイルスの第4波を如何に抑えるか

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日本国内で新型コロナウイルスが本格的に広がり始めたのは2020年の2月末であった。それから1年あまり経過したことになる。この1年間の間に、夏の第2波、冬の第3波と度々コロナ攻撃を経験している。第3波がおさまり、現在医療従事者を中心にワクチン接種が進んでいるが、国民の大半がワクチン接種を受けるようになるには、秋頃までかかる。その間に、まだまだコロナの脅威におびえ続けなければならない。

たった1年であるが国民もコロナ疲れとなり、最近はコロナ慣れまでしてしまっており、第3波は気の緩みが全開となって、かなりの規模の感染拡大となった。問題はこれからである。これまでの様々なデータを眺めると、1人の感染者が何人の人に感染させるかという、実行再生産指数と人の往来・密接度は完全に一致しているようだ。要するに、人が集まれば感染が広がるという、非常に単純な構造で国内の感染者数が上下しているのである。飛沫の中にウイルスが大量に含まれ、これは吐き出されたら下に落下するか、空気中を漂って無限に希釈される。だから近接した距離でウイルスを浴びないと早々には感染しない。その感染を左右する最低距離は1.5~2.0 mと言われている。しかし、不特定多数の人が近接する室内や電車の中でこの距離をとることはできず、その代替措置としてマスクの装着、飲食や会話の制限が推奨されているということだ。

コロナウイルスの感染拡大を防止するための手順は完全に分かっているのだが、どうしても全国での感染者数が1000人/日を切ってくれない。この原因は、感染者が少なくなった現状でもまだ感染している人の行動を見れば分かる。なんだかんだ言って、接待を伴う夜の街での飲食、大規模なホームパーティー、カラオケなどが原因となっている。また、そうした行動をする人は、そもそもコロナ感染に対して人ごと、無頓着で、むしろ世の中がコロナコロナとやかましいので迷惑だと考えている。

これは日本に限ったことではなく、他の国では自制しない連中がゴロゴロ居る。いわゆる民主主義国家では個人に自制を強制することはできないのである。過料や罰金をとっても程度の差があるだけで、ゼロにはできない。中国のように統制社会ならゼロも不可能ではない。いずれにしても、そうした非協力的な人々が国民に占める割合から逆算すると、感染者1000人/日まで抑えるのが限界なのだ。

それならば、この限界を見据えた上での対応が必要である。慶は大胆な提言がある。いま医療従事者や高齢者に対して先んじてワクチン接種を行うという方向性で進んでいる。それはそれでいいのだが、本当に社会全体の感染を広げたくないなら、この「非協力的な若者」へまず先んじて接種する方が長期的にみて全体の感染率を下げる効果が高いのではないか。そんなことは、専門家が数理モデルで計算すればすぐ分かることだ。ちゃんと自粛して外での飲食などを控えている人たちは、変異型が出ようが何しようが感染するリスクは低い。高齢者施設などは、従業員の検査を義務付ければ制御できる。時短営業に協力しない接待を伴うお店などの店員や客に、入口で待ち構えてワクチンを打つ。個人の行動履歴から「あなたは危険です」などとは断定できないが、そういう店に来る人は間違いなくスプレッダーに違いない。制御できないという前提で、そこを徹底して潰す方が合理的な筈なのに、日本人は前例ばかりに囚われて、合理的には考えない民族に成り下がってしまった。

さて、1年前の第1波は、3月20~22日にかけての3連休と桜の満開が重なり、どっと町中に人が出て感染拡大となった。今年は3連休もなく、昨年の教訓で花見で人が集まらないように声かけが行われているので、去年ほどの密にはならないだろうが、既に卒業・卒園式で街に人が出始めているのは分かる。夜の飲食ができない分、昼の外食が盛んになっているが、感染させるリスクという意味で、結果は同じだ。間違いなく4月を中心に第4波が来るだろう。この第4波も既存の対策で乗り切るしかないのだが、慶はマスクでまだまだ十分な対策ができていないと考える。高価なコンピューターシミュレーションで飛沫の飛散防止効果が動画で出ているが、実際にくしゃみなどをしている人から漏れている映像とはかなり違う。計算条件が一定で材料だけ変えているからアテにならない。またマスクの装着率が100%に近い日本では、飛沫を出す側の対策はもう十分できているので、あとは吸い込み率を下げる努力が必要だ。マスクの材質に関しては、不織布がダントツで、布やウレタンはエアロゾルをブロックすることはできない。不織布は中に空気清浄機のフィルターに近い細かなフィルターが入っていて、しかも静電気を帯びているので電気的にもトラップできる。布やウレタンはエアロゾルに関してフィルター機能はないに等しく、電気的にもトラップできない。「いちおうマスクを付けている」という既成事実やおしゃれ感覚で布やウレタンマスクを人混みで装着するのは防御の観点からは無駄だ。不織布マスクは供給過剰で安いのだから、それに切り替えて欲しいものだ。

 

2020年11月24日 (火)

ウイズコロナと言いながら全然先読みできていない

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ライブドアニュースより
新型コロナウイルスの感染増加がさらに顕著となってきた。11月21日にはこれまでで最高となる全国で2508人もの感染者が出ている。大騒ぎした第1波の1日あたりの感染者数は708人だったから、既にその時の3.5倍である。もちろん、第1波の時は検査そのものが今より低水準だったので比較はできないが、重症者の絶対数も過去最高に近づいてきたので、このまま増加傾向が続けば。第1波、第2波の時の死者数を軽く超えてくることは自明だ。
この3連休の直前に感染者数が増えてきていたこともあり、この3連休は外出を控えるよう、「我慢の3連休」なるスローガンも出ていたが、蓋を開けてみればどこの観光地も人手でごった返していたようだ。3月の感染拡大期である3月20~22日にかけての3連休、花見でごった返して、その後感染者の急拡大を引き起こした時に重なる。当然だが、「国が金を付けるから積極的に旅行しろ」のGOTOキャンペーンの扱いが焦点となるが、地域を限って制度の一時中止を要望する医療関係者と、事業を推進したり国側の心理戦が続いていて、国民から見ていて釈然としない状況で3連休を終えた。人命も経済もどちらも大事な状況で、ジレンマを抱えた国側が明らかに経済に軸足を置いた対応で終始していることが明白である。官邸も知事に判断を任せるとか、地方の意見も聞いて決めたいとか、完全に責任放棄の言い回しだ。感染拡大を受けてどういうアクションを起こすか、準備どころか、頭の体操もしていなかったことが明白である。
慶が見ていると、修学旅行生の姿が戻り、若者を中心としたGOTO旅行者も多くなった。明らかに経済が回り始めたことは実感できるもので、この制度による経済のV字回復は大いに期待できる。旅行代金が35パーセントも割引になるだけでなく、さらに15%を地域クーポンとして支給するので、旅行代金は実質半額だ。これは従来の旅行と比較したら、出血サービスそものである。税金の出所はさておき、国民に10万円支給するより、こちらの方がより少額で経済を大きく回すことができるだろう。それだけ経済回復の切り札制度なので、それが中止に追い込まれないように、感染症対策は徹底されているはずなのに、実際は結構な感染者数が全国的に増えており、一部でGOTOによって感染者が広域移動している可能性も指摘されている。実際にGOTO利用者は若者が多いので、無症状でウイルスを撒いている可能性はあるだろう。
しかし、これは最初から分かっていたことである。秋冬になったら感染者が増えるとずっと言われていたことだから。そういった意味で、GOTOの制度の趣旨に乗って、十分な感染症対策を施して旅行を継続することが重要である。今のところは、環境などの要因が大きく、GOTOで旅行して人の動きが増したら感染者数が増えたとは言いがたい面もあるので、そこは「徹底した感染症対策」をさらに確認すべきである。しかし、感染者数の情報は毎日流れてくるのだが、どこでどういうシチュエーションで感染したのか、細かい情報がほとんど流れてこない。そうこうしていたら、神奈川県とかで、食事中もマスクをつけたままやってくれとか意味不明の協力要請まで出てきた。いや、そもそも感染症対策を徹底した上で営業しているということになっているのに、普通に食事していて感染するなら、そういう店は営業自粛を呼びかけるべきである。「徹底した感染症対策」とは、普通に食事して普通の会話をしていても感染しない状況を作ることである。
じゃあ、徹底した感染症対策とはどういうものか。少なくとも、感染すると命の危険が生じる高齢者や持病を持つ人は、高性能なマスクを装着させるべきだ。先日来日したIOCのバッハ会長は医療用のN95マスクをずっと装着していた。対する管総理大臣や森元総理大臣は市販の不織布マスクを付けている。どうみたって意識が低いのだ。どうでもよい布マスクを全国民に配布するのではなく、N95マスクを配布することを考えるべきだ。次に飲食店で感染が発生して、それが職場や家庭に持ち込まれて拡大しているなら、少なくとも外食時の感染と家庭と職場内の横の感染をまずシャットアウトすべきである。外食時は対面飲食を禁じて、横一線に並んで各自アクリル板で仕切るしかない。換気よりも空間除菌を優先すべきだ。家庭でも、食事やトイレなど感染が起きそうな場面で何をすべきか、細かい指針を出すべきである。職場も勤務中は感染していないが、更衣室で感染しているなら、少なくとも更衣室は閉鎖すべきだし、喫煙スペースも外に出すしかない。まだまだやれることはいっぱいあるのに、それをやっていないから感染者が増えるのである。想定が甘すぎる!!!

2020年11月15日 (日)

11月に入って増えてきた新型コロナの原因は何か

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相変わらず毎日ニュースで流れる新型コロナウイルス関係の情報。元々秋冬の流行が必ず来るということで早ければ9月末には感染者の増加が起きるかもと懸念されていたところ。特に9月の下旬に4連休があり、この時は多くの国民がコロナ疲れからの開放感から、あちこち出かけたものだ。しかしこの4連休を経ても、感染者はほぼ横ばいで増加傾向は10月下旬までほとんど見られなかった。1ヶ月前のブログでは、もしかしたら日本人はコロナを克服したのかもと書いたが、その後、11月に入ってから急激に感染者が増加していることが顕著となった。
ここで増加要因についてつらつら考えたが、いわゆる感染対策の基本については、相変わらず徹底されていると思われる。皆マスクをしているし手洗いや消毒も念入りにやっている。気の緩みはほとんど感じられない。いやもはや感染症対策は日常の風景になっていて違和感がない。また11月になって観光地の人手が増えるということは通常ない。人の往来が11月になって急激に増えたわけでもない。そうなると感染者が増えている理由が分からない。
一つの可能性は環境、特に気温や湿度が想定される。確かに10月と比較すれば、11月に入り気温もだいぶ低くなってきているし、湿度も低くなってきている。しかしそれならば、もっと10月中に徐々に増えていてもおかしくないのではないか。10月下旬と11月上旬で特に気象の変化はなさそうに見える。なぜ11月に入った途端に増え始めたのか、理由が見つからない。
ただ、そもそも8月に第2波のピークを迎えた後、感染者数が減少したといえども、ずっと高めに推移していたことが、今回の発生の最大の要因であると思われる。要するに、どんなに対策を行っても、全国で400~600人の感染者を出し続けていたのである。すなわち、常に導火線に煙がくすぶっていた訳だ。このくすぶった導火線の火の勢いが付いたと考えるのが自然な考察である。ただ11月に入って着火した理由は難しいのだが、慶は日照減少によるビタミンD不足と気温低下による免疫力低下ではないか?と考える。理由は簡単で、インフルエンザの感染者が毎年この時期に増える理由としてこの2つがよく指摘されるからである。9月ぐらいまでは外での活動も多く、半袖なので皮膚の直下でビタミンDの合成が活発に行われるが、10月に入って長袖となり、肌の露出が減る。ただそれでもまだ暖かいので、外に居る時間は長い。しかし、11月になると気温が一気に下降して、室内ばかりに居て太陽に当たることが少なくなり、ビタミンD不足の季節になるのだ。
加えて、気温が下がったことで、これまで飛沫中心の感染だったものが、空気中に漂うエアロゾルでのウイルスの生残率が高くなって、マスクをしていても感染しやすくなったことも想定される。これは感染症対策を徹底していた飲食店でもクラスターが発生していることからもうかがえる。

この第3波はおそらく年末にかけて増えていくことが想定され、できるだけ抑制する必要がある。ビタミンD不足の対策は、ビタミンDのサプリを服用することで、この第3波を抑制することが可能かもしれない。なぜなら、ビタミンDを含む食品は非常に少ないからだ。トランプ大統領が感染した時も、ビタミンDは処方されている。それだけ、このビタミンがウイルス侵入時の撃退機能に深く関与している可能性が高いのだ。また、外国でも、血中ビタミンD濃度が低い人ほど重症化しやすいという結果も出ている。

頭の痛いのはエアロゾル感染対策である。これについては換気を徹底することしかないのだが、寒い冬に換気するのはかなり難しい。インフルエンザでは加湿器を入れて湿度を適度に保ち、ウイルスが漂う時間を短くすることが行われているので、同様の対策が必要ではないだろうか。あるいは空間除菌技術によってウイルスの不活化が示されており、例えばオゾンやシャープのプラズマクラスターがコロナに効くという知見が出ている。オゾンはかなり効果が期待できる。現在家庭内での感染が問題となっているので、家庭用のオゾン発生器が多数発売されることを期待している。

来年の5月頃から全国民を対象としたワクチンの接種が開始されることが期待される。ワクチンを打てば重症化を免れる確率が劇的に増し、感染してもウイルスを放出する数が減る。そうすると、手強かった新型コロナウイルスの連鎖的感染が断ち切れて、パンデミックを克服することが期待される。それまでの残り半年、しっかりとした感染症対策で、できるだけ重症者を出さないよう、国民全体で頑張って乗り切りたいものだ。

2020年11月 1日 (日)

新型コロナウイルスに対するマスク効果の結論

新型コロナウイルスによる第3波の発生が憂慮されている。幸い、諸外国に比較して、日本の秋冬の流行の立ち上がりは極めて緩やかであり、まだ全国的な増加傾向を認めるのも難しいほどである。慶はマスク効果が出ているとみてたいが、東大が新型コロナウイルスを使ったマスクの効果検証試験を実施して報道されている。

アメリカなどでは相変わらずマスクをしない権利を主張している輩が多数いるが、結局のところはマスクの効果が正しく検証されていないからである。素人ほどゼロイチ論議が好きだ。その極論は、「飛行機は落ちるから危ない」「放射能でガンになる」。飛行機の危険性も放射能の危険性も、リスクは数字で論議すべきである。30年に1度しか落ちない飛行機を危ないと決めつけるのは乱暴である。この論議をマスク論議に当てはめると、「効くか効かないか」の二択論議だ。これも結論は出ていて、マスクでは完全にウイルスを防御できないが、やった方がリスクは下がるということである。しかし、なかなか具体的な数字が出てこなかった。

東京大学医科学研究所感染・免疫部門ウイルス感染分野の河岡義裕教授らの研究グループは、バイオセーフ―ティーレベル(BSL)3施設内に感染性のSARS-CoV-2を噴霧できるチャンバーを開発し、その中に人工呼吸器を繋いだマネキンを設置して、マネキンに装着したマスクを通過するウイルス量を調べた。その結果、マスクを装着することでSARS-CoV-2の空間中への拡散と吸い込みの両方を抑える効果があることがわかった。感染性のSARS-CoV-2に対するマスクの防御効果とその効果を十分に発揮する条件が明らかになったことで、適切なマスクの使用方法への啓発に役立つことが期待されるとのことだ。
実験装置はマネキンで、これを50cm離して対面させ、人工的に生のウイルスを噴霧している。50cmという距離はほぼ接近して会話している状態で、密の極みである。また放出しているウイルス量もかなり多い。従って、日常の光景で、最も感染する危険性が高い状態での実験であることを頭に入れて判断することが重要だ。
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東大の試験結果を図にしてみる。わかりやすくするために、感染性のウイルスの試験結果だけ抜き出している。まずマスクをしていない人から放出されたウイルスを、マスクがどの程度ブロックできるか調べた試験だ。マスクをしない場合と比較して、布マスクをしていると83%吸い込んでしまい、不織布マスクだと53%吸い込む。布マスクより不織布マスクが3割防御効果が高いことが分かる。医療用のマスクでも21%通過している点が気になる。医療現場では言われるほど医療従事者が感染している訳ではないので、これはかなり強めの感染実験であることを想定しておくことが必要だ。
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次に感染者にマスクをした場合で、これだと布マスクと不織布マスクの差がない。どちらも75%前後ブロックできている。医療用のマスクだとゼロである。かなりの放出抑制効果だと言える。 
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結果として、まず感染者にマスクをさせることが高い抑制効果を示すということだ。この効果に関しては、布と不織布の違いはない。コロナの前から言われていたことと同じ結果である。コロナは無症状者が多く、自身が感染しているかどうかを判断することが難しいので、とりあえず全員マスクしておきましょうという対策はかなり有効である。次にブロック効果は、感染者にマスクをさせることよりも劣る。普通に考えたら出るのと入るので何で効果が違うのかと思うが、これは実験してみないと分からない世界だ。結果を素直に受け止めるべきである。マスクでは完全には防げないので、その不足部分はソーシャルディスタンスや換気で補うべきである。

2019年12月 4日 (水)

市販入浴剤に不満なので自作する


温泉好きの慶であるが、当然毎日温泉など行ける訳がないので、普段は自宅で湯船に浸かることになる。しかし、水道水を暖めた温水も悪くはないのだが、肌に湯がまとわり付く感覚はさすがに天然温泉には敵わない。そこで入浴剤の登場となるのだが、慶のように温泉にうるさい人間にとって、この入浴剤ほど温泉好きをバカにした商品はない。まさに、「似て非なるもの」である。
まず天然温泉もいくつものカテゴリーに分類されているが、慶が実地で回った感じとしては、以下の3タイプで国内の温泉の9割は定まっている。
・単純温泉(成分が薄い)
・炭酸水素塩泉(アルカリ性)
・塩化物泉(しょっぱい)
従って、この3タイプを折衷した温泉成分を作成してしまえば、ほぼ自宅で天然温泉と同じ感覚を堪能できる筈だ。しかし、現実はまったくそうなっていない。
まずいけないのは、天然温泉には含まれない、添加剤、補助剤ばかり入っていることだ。一番良くないのは合成着色料。黄色だ、緑だ、青だと着色されているが、天然温泉のほとんどが無色透明である。せいぜいあっても、白色に濁っている居る程度だ。こういう人工着色料を湯船に入れること自体がナンセンスである。さらに保湿剤として「ポリエチレングリコール」などと言った成分、皮膚の角質の汚れを取るために、エチレンジアミン四酢酸というものも入っているが、そんなものは自然界には存在しない。全く不用な成分である。こうした余計な添加物がなぜ入っているかと言えば、これは低濃度で温泉の効果を最大化させることで、価格を下げ、利益率を上げるためである。砂糖水を着色し、オレンジのフレーバーを付けたものをオレンジジュースというのと同じ発想である。
普通に考えれば、温泉成分は分かっているのだから、それとそっくりの成分を溶かしてしまえば良いということになる。実際、どこの温泉も脱衣場とか誰もが見えるところに、温泉成分表が掲示されている。その成分を調べると分かるのだが、水道水で再現しようとなれば、大量の温泉成分を投入することとなり、コスト高、ボトルの大容量化、風呂釜の腐食の問題が出てくる。だから、濃度は思い切り下げつつ、人工物質で温泉効果を再現しているということなのだ。
そういうことから、慶は時折、自分で温泉成分を再現して愉しんでいる。まず風呂釜が傷む問題は深刻だから、自宅では大量の温泉成分を投入することはできない。ただ、出張先のホテルのように、循環湯沸かし装置がなく、単純に加温した水道水を小さいバスタブに入れるタイプであれば、大量の温泉成分を投入しても問題ない。まず最も多いのが塩(ナトリウム)だ。温泉は1リットルあたりに、温泉成分を1g以上含んでいる必要がある。ならば、塩を1リットルに1g入れると良い。ただホテルの小さいバスタブでも150リットルぐらいあるので、塩は最低でも150g持って行く必要がある。150gの塩というのは、計量してみれば分かるが、相当な量である。1kg買っても7回分しかない。けちるなら、100gぐらいでも良いだろう。次にpHであるが、これは温泉成分そのものである重曹を入れることで代替できる。重曹は100均などに行けば普通に売ってあるので、これを10gぐらい放り込むと良いだろう。あとはヌルヌル保湿成分の珪酸塩であるが、これがなかなか入手できない。ホウ酸は薬局で購入できるが、500gで1000円する。そうすると、ホウ酸を5gぐらい溶かすと良いだろう。以上のように、塩、重曹、ホウ酸を湯船に入れて浸かれば、見事に肌にまとわりつき、本物の温泉気分に浸れるのだ。ヌルヌルして、とても快適であるし、風呂上がりもポカポカ。是非試してみて欲しい。

2019年7月12日 (金)

日本最大の娯楽資源である温泉を未来へ

一昔前、少なくとも2000年ごろまでは、日本人は社畜やら働きバチとか揶揄されていた。しかし、人手不足が顕在化してきた現状では、政府が働き方改革を呼びかける前に、すでに日本人はかなりダラダラとしながら権利だけはちゃっかりと主張するなど、西欧化されてきているといえる。ふざけた動画を投稿する「バイトテロ」を見た西欧人の多くの評価は、「日本もアメリカと一緒になったな」というものである。あと10年もしたら、「日本人は勤勉」という評価も消えてなくなるかもしれない。何しろ、現時点で日本の労働生産性は先進国の中で最も低いのである。1時間あたりの労働で得られる成果が少ないというわけだ。働き方改革はこの低い労働生産性と少子化問題にメスを入れるべく持ち出されたものなのだが、現場レベルでは単純に定時帰宅を推奨しているだけで、労働生産性はむしろ下がるのではないだろうか?

勤勉な日本人は娯楽にあまり金を使わなかったが、それでも1970年代からバブルまでは、団体温泉旅行、ゴルフ、パチンコが最大の娯楽だった。パチンコは相変わらず20兆円を超える最大支出を誇っているが、団体旅行はすっかりなくなってしまった。今では修学旅行か格安ツアーのバスぐらいだが、それでも往時に比べたら激減である。しかし、この1970年代以降の団体旅行の正の遺産というものが日本には存在する。それが温泉である。

2016年度時点の統計だが、日本国内には3038の温泉地があり、源泉数は27422にものぼる。もちろん源泉が枯れてしまったところもあるだろうが、大方は健在だ。団体旅行が減って山間の温泉地や新幹線が通っていない温泉地は閑古鳥が鳴いてずいぶんつぶれたが、今はそうしたつぶれた温泉地を大手の新規参入業者が買い取ってリニューアルしており、また元のきれいな温泉リゾートとしてよみがえりつつある。具体的には大江戸温泉物語グループや湯快リゾートグループがそれに該当する。

日本のように熱帯に近いほど多雨な気候で、山が急峻で、全域が火山列島となれば、必ず地熱で暖められた温泉がどこかで噴出する。もちろん多くの温泉は井戸を掘ってポンプでくみ上げているが、それでも温泉は温泉である。なかなか枯れることがない、自然の恵みである。

日本人の温泉感というのは、ほぼ沐浴である。汚れを落とすだけでなく、穢れを落とすという意味もある。もともと魏志倭人伝にも、喪が明けたら親族は全員入水するとあり、インドなどの沐浴と同じ感覚で水に入っていたのである。当然だが、すべての穢れを落とすのだから、何も身に着けてはならない。水着を着て温泉に入るなどというのは愚の骨頂なのである。何もまとわず、清潔で暖かい湯船に浸かれば、適度な水圧と加温で血行が良くなってリラックスするだけでなく、精神的な瞑想状態にもなるのだ。西欧にはヌーディストという解放感を得る手法があるが、もともと日本人が温泉に入る時には一瞬であるがその感覚なのである。相手の裸を見るのではなく、自分が裸であり、湯船と風景と一体化することで、自然との一体感、俗世から解放感が得られているのである。

Onsentbinet

この温泉は掛け流しが基本なので、使ってナンボである。ぜひとも過去に掘り当てた源泉を未使用で放置することなく、あの手この手で未来へ残してほしい。慶も無類の温泉好きであるが、まだまだ需要を開拓できていないと感じる。テーマパーク同様に、ある地域で共通して使える年間パスポートという制度を作って、温泉から上がったらゆっくりと休憩できるスペースをもっと充実して欲しいのである。極端な話、土日のうち1日は、山奥の温泉に行って、ふろ上がりにビールでも飲みながら休憩室でゴロゴロして昼寝し、最後にもう一回温泉に入って晩飯食って帰るぐらいの過ごし方があれば、温泉需要は今の3倍ぐらい伸びるはずだ。食事をする場所はあるが、休憩室は狭隘なので、どうしても長居、リピーター獲得に至っていない。温泉と特別な場所なのに、俗世のように回転率を上げて利益を得ようとする。実に中長期的ビジョンのない運営なのである。

2019年6月27日 (木)

「部屋干し臭」完全ブロック法

結論から言うと制菌すれば完全に防げます。それも簡単にできるので以下をご覧下さい。

【具体的な方法】洗濯物と洗剤を入れて洗濯が開始されたら、塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム入り)をキャップ半分ほど入れてそのまま洗濯します。これで部屋干し臭は一掃できます。

【原因】自宅の洗濯槽も洋服も細菌だらけです。特に下着や靴下は結構汚れて居て元々細菌だけであり、加えてその栄養となる皮脂汚れなども多い。さらに洗濯槽の内側にも汚れと細菌がびっしりいます。この状態で洗濯することで、服全体が細菌によって汚染されます。ただ洗濯は基本的に洗剤を入れた状態で行いますし、すすぎの工程もあるので、洗剤による制菌とすすぎによる菌の洗い流し効果によって、通常なら部屋干し臭は発生しない筈ですが、完璧ではないので、汚れと菌の増殖が活発になる夏場、あるいは洗濯物が乾きにくい冬場に部屋干し臭がきつくなります。これを次亜塩素酸でだめ押し制菌することで、この部屋干し臭の原因となる細菌が制菌され、残留する有機物も分解されて問題解決となります。

【注意点】漂白剤は強烈な分解剤なので、入れすぎると衣類を傷めてしまいます。衣類を傷めず、しかし洗濯槽内での細菌の付着を抑制するには、40リットルの水にキャップ半分から1杯程度の次亜塩素酸があれば、丁度良い感じになります。

【副次的効果】
靴下の制菌も進みますので、口の中の臭いも抑制できます。靴の中の臭いの原因も部屋干し臭の原因と同じ細菌によって引き起こされているのです。部屋干しだと花粉がつかないので、2,3月は部屋干しがおすすめです。

2018年11月22日 (木)

お長寿のための食事と生活は既に確定している

NHKでえごま油がダイエットや健康に良いという放送があって、店頭からえごま油が売り切れているらしい。テレビで、「OOが健康に良い」という放送があるたびに、それを買いだめして試してみる人が続出するというバカバカしい状態には与したくないものだ。
実は食事と長寿との関係については、既に立派な調査結果が出ている。1972年に初版が発行された『日本の長寿村・短命村』(サンロード出版)という本がそれに該当する。著者は東北大学名誉教授で医学博士だった近藤正二氏(1893~1977年)である。近藤博士は食生活や生活習慣が寿命に与える影響に大きな関心を持ち、1935年から1971年の36年にわたり、北海道から沖縄までの全国津々浦々990か所を、自らリュックを担いで訪ね歩いた。日本全国を行脚し、土地土地の生活習慣や食事と長寿の関係をとりまとめた金字塔の研究成果だ。幸い博士が全国を調査しながらインタビューした時代は、まだ人口の移流がそれほどではなく、そこの土地に住むお年寄りは、旧来からの生活習慣や食習慣を保っていた。また、食の欧風化が押し寄せる前に調査が終了しているので、日本人の生活および食習慣の、何がアンチエイジングによく、悪いか、如実に読み取れるのだ
博士は「人口における70才以上の高齢者の割合(長寿率)が高い村」を「長寿村」、「若年死が多く、70才以上の高齢者が少ない村」を「短命村」と定義した。近藤博士は、「どうすれば長寿になれるか」に徹底的に追求したという点で、今のアンチエイジング研究を半世紀以上も先取りする卓越した研究である。今でこそテレビやラジオ、インターネット、書店で現代医師や学者による食事解説が一大ブームだ。その結論は、「長寿村になるのも、短命村になるのも、一番の決め手になる原因は、若い頃から、何十年という長い間、毎日続けてきた食生活にあり」ということらしい。
この本の内容のうち、現代医学でも証明されている短命への近道がちゃんと示されている。それは、「白米の大食で早死」というものだ。博士が調査を実施した時代は、食料が不足した時代だ。一般的に高カロリーの食事をすれば、寿命は延びると考えられていた時代だ。しかし、調査結果は逆であった。現代医学でも、マウスにトウモロコシ、小麦、白米だけ与えると短命になることが分かっている。白米を大食して、おかずに漬け物などした食べず、生野菜をしっかり食べない東北、特に秋田県の農村地区では、40才頃から脳溢血で倒れる村民が多く、典型的な短命村であったという。塩気の多い漬け物でご飯を大食する。これは毎日満腹で幸せだろうが、秋田県に限らず、同じ地域でも、白米を大食する地区だけ短命という結果が出ていたそうだ。これは現代医学でいうと、血糖値の急激な増加を示し、生活習慣病の温床となることを示したものだ。お米というより、炭水化物の過剰摂取が良くないということを示したものである。
また、当時から南西諸島は長寿の人の割合が多かったようだ。そこでは、肉や米を避け、畑で大豆を作って豆腐やみそにしてたくさん食べていることが長生きに役立っている、と近藤博士は結論づけている。この大豆食が長生きというのは、山間の集落でも見られるようで、ほとんど動物性たんぱく質を摂らずに豆腐などの大豆製品を大量に摂取していた。「大豆はコレステロールを抑制し、高脂血症を予防するリノール酸やリノレン酸、脳の働きをよくする大豆レシチンなどが含まれています。さらに、血行をよくしたり、強力な抗酸化作用のあるビタミンEも豊富で、イソフラボンなどの機能性成分も多く、がん予防効果も期待できる。
長野県の人々が長生きなのは緑黄色野菜の摂取量がダントツで多いからだと良く言われている。この傾向については近藤博士も気がついていた。漁村より、山村の方が緑黄色野菜(芋、人参、カボチャ、野草、大根葉など)を摂取する頻度が高く、例外なく長寿だそうだ。同じ山村でも、宮崎県西米良村の平家の落人部落では、同じく落人村の周囲の村よりも短命なところがあった。この村だけが昔から「カボチャを絶対に植えてはいけない。その家の身上がつぶれる」という伝承のせいでカボチャを摂らないことで短命になっているとの見方も示されている。短命な秋田県で男鹿半島の漁村は比較的長寿で、緑黄色野菜はあまり摂取していなかったが、毎日海藻を摂取しているという。緑黄色野菜も海藻も食物繊維に富み、血糖値の上昇抑制効果やビタミンなどの栄養分も多いことから、現代でも健康に良いと説かれている食材だ。完全に長寿との関係が証明されたといえよう。
また現代医学では健康に良いと言われる魚も、漁村では鰹の腹身を大食して野菜を食べないと著しく短命だという。魚を大食すると心臓病になりやすいというのは意外な結果だ。エスキモーの研究では、魚を食べると心臓病がほとんどないという結果があるから、逆の傾向を示している。一方で、大きな魚を売って、残った小魚を丸ごと食べると、この傾向がみられれないことから、青魚に多いEPAやカルシウムなどのミネラルも摂取しないと魚の健康効果は出てこない可能性を示している。もしかしたら、サーモンやマグロの大食では健康になれない可能性が高い。
糖質(米)を控えめにして、緑黄色野菜、海藻、大豆製品を常食し、小魚、肉をそこそこ食べる。塩分は控えめに摂取。そして、できるだけ働いて体を動かし、よく睡眠をとること。それが、長寿者の共通点であり、テレビや雑誌の「この食品が体によい」に惑わされる必要はないのである。

2016年3月18日 (金)

この発明品にノーベル賞をあげてくれ

ブログのネタにするかどうか悩んだが、大事なことなので書くことにした。お尻の話。人が生きて行くうえで、食べることは不可欠な生理行動である。しかし、口から入ったモノには必ず出口がある。いわゆる排泄行動である。どんなにウンチが汚いと毛嫌いしても、出るモノを強制的に遮ることはできない。正に死ぬまで排泄行為と毎日付き合って行かねばならない。
お口は毎日歯磨きうがいをして清潔に努めるのは当然だが、お尻はどれだけの人が配慮しているだろうか?もちろんお風呂に入れば万事オーケーという訳ではない。お尻は我々が思う以上にデリケートな場所だ。下手するとお口よりもデリケートである。しかも、痛めてしまうと悪くなるばかりで、なかなか元には戻ってくれない。だから、毎日大事に使うしかない。
人類はそのほとんどの期間で、排泄後に放置か、葉っぱで吹いていた。それが紙に変わってからは、何度も汚れが落ちるまで拭き取るようになった。しかし、ここに落とし穴があった。いくら軟らかい紙とはいえ、やはり毎日何回も肛門を擦ると、物理的に劣化するのである。いわゆる切れ痔ややいぼ痔などがそれに相当する。そうすると、肛門の機能は不可逆的に悪化することになる。
潔癖症の日本人は、この分野でも世界一を走っている。いわゆるトイレシャワーである。排泄行為の度に、少量の温水で肛門を洗ってくれるのである。それも肛門に優しいように、軟らかい水流で、ピンポイントで狙ってくれる。中東などは文字通り便器にシャワーがついているが、水は飛び散るし濡れ放題。ボタン一つできれいに洗浄してくれるトイレシャワーの足下にも及ばない。やはり紙で拭き取るより、水で洗い流すことが理にかなっている。
しかし、慶の住んでいるアパートは古くて、電源コンセントがないのである。そこで、TOTOが販売している携帯式のトイレシャワーを購入して使用していた。しかし、電池の消耗が激しく、頻繁に交換が必要でかなりの費用となる。しかも、2年目にして、使用中に突然死んでウントモ・スントモ言わなくなった。しまった。さあ、もう1台買おうかどうか悩んでいた時に、以下の商品を目にした。
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この商品、ペットボトルにトイレシャワー用のノズルを取り付けるだけのシンプルな商品。100均のキャンドゥで購入したものである。ペットボトルの先端にあれこれ取り付ける製品は100均でゴマンとある。どうせ大したものではないだろうが、ただ無いよりはマシかと思ってお試しで買った次第である。
さっそくミネラル水を飲み干したペットボトルを取り付けて洗ってみる。少しずつしか水が出ないので、何回も手で押すことになり、結構手が疲れる。ハズレかなと思ったが、肝心の水流の当たり具合は、携帯用トイレシャワーと全く同じである。こんな安物ノズルで、この洗浄感はまずまずだ。これは見込みがあり、諦めるのは早い。後はいかにスムースに水流を形成してスピードアップするかである。市販のペットボトルを片手で持ってペコペコ押すには、かなりの握力を要する。まずは軟らかい素材が大事だ。また細いほど片手で持ちやすい。数あるペットボトルのうち、慶はサントリーのCCレモンを選択した。うん、だいぶ良くなった。しかし、もうちょっとである。軟らかいペットボトルだと、押し出した後の復元力が弱く、最悪変形して復元力が失われてしまう恐れがある。試行錯誤の結果、遂に最高のコラボとの出会いとなった。以下の写真が最終形である。

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ここで使用したペットボトルは、「カルピスソーダ」の容器である。軟らかく、くびれがあって持ちやすい。最小の力で押しても十分な水量が得られ、しかも押した後の復元力が申し分ない。これで肛門を洗えば快適そのものである。電気代ゼロで、いつでもどこでも洗えるすばらしいコラボである。もはや電動トイレシャワーとは無縁である。
こんなすばらしい商品が、100均の片隅で埃を被って眠っているのはもったいない。もっと世界に拡げるべき商品で、これにより水や紙がセーブできるだけでなく、途上国などで普及すれば公衆衛生上の問題解決にも繋がる。こんなすばらしい商品を100円で開発するとは驚愕で、今すぐノーベル財団はこの商品の発明者にノーベル賞を授与すべきである。

賞品名:BotLLet(携帯用おしり洗浄具)
株式会社小久保工業所(和歌山県海南市)
全国のキャンドゥで購入可

(ペットボトルの内壁はハイターなどで良く漂白・殺菌してから使用しています)