« (感動)ウクライナは良く耐えている | トップページ | ガンバレ!!ウクライナ »

2022年3月 9日 (水)

ウクライナの戦禍をみて日本に欠けているものを実感した

Antibombtunnel
http://yutaka901.fc2web.com/page5aix10.html

毎日ニュース映像で流れてくるロシア侵攻によるウクライナの戦火。テレビやネットは、当然であるが軍事専門家の目線ではなく、一般市民の目線で発信する。そした状況で、ロシアのミサイル攻撃を避けるために、多くの市民が建物地下のシェルター(地下壕)や地下鉄へ避難する様子が映し出されている。これをみて驚かない日本人はいないだろう。日本で地下壕を保有した住宅なり高層団地など、みたことも聞いたこともない。旧ソ連領であるウクライナでは、核戦争を想定して地下壕を必ず保有しているのである。実は第二次世界大戦中、日本は住宅近くの崖などに防空壕を多数掘っていて、実際に空襲警報が出れば頻繁に避難していた。そうした防空壕はほとんど消えているが、地方都市の集落に行くと、まだ防空壕が残っているところがポツポツある。戦後平和ボケした日本人は、米軍に守って貰っているという「幻想」でこうした戦争への基本的な装備を怠ってきた訳だ。

また、圧倒的な戦力で攻められた時に、戦力が弱い方が何をすべきか、これも日本人は分かっていない。とにかくレジスタンスしなければならないのだ。ベトナム人が米軍を追い払ったのも、アフガニスタンでソ連軍が撤退したのも、すべてゲリラ戦の成果だ。ゲリラ戦を展開するには、一般人に紛れた武装集団を養成したり、ジャングルや地下トンネルなどに紛れて、神出鬼没の攻撃を加えたり、工夫が必要だ。今回もウクライナは侵攻前から一般人への武器の供与や手ほどきをやっていた。平時に一般人に武器を与えると犯罪に使われるが、いざという時はそんなことは言ってられない。一般人に武器を持たせれば、事実上国民総動員でのレジスタンスが展開できる訳であるが、日本のように徴兵制度がない国では、自衛隊に志願しない限り、軍事訓練など誰も受けたことがないし、一般人に軍事訓練などを施したら、警官が警告射撃しただけで全国ニュースになるようなお国柄なのだから、それこそ日本共産党や立憲民主党などが国会で大騒ぎすることになる。

幸い、日本の場合は周りを海で囲まれている。ロシアや中国がミサイルや空爆で一斉攻撃をかけて制空権を奪ったとしても、日本を制圧するには海から揚陸するしかない。しかし、潜水艦から攻撃を食らうので、そんなに大量の軍人を送り込むことはできない。また仮に上陸したとしても、日本の都市の背後にはジャングルと言えるような森林地帯があり、いくらでもゲリラ戦ができる。ウクライナのように、平原で国境を接しているところとは、地の利が全然違うのである。
国会では敵基地攻撃だのミサイル防衛など20年ぐらい古い議論をしているようだが、基本ミサイル攻撃を防ぐことはできないのだから、制空権を失ってもなお、制海権は絶対に譲らない、いざという時はゲリラ戦という戦略で国防を考えていく必要があるだろう。

« (感動)ウクライナは良く耐えている | トップページ | ガンバレ!!ウクライナ »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« (感動)ウクライナは良く耐えている | トップページ | ガンバレ!!ウクライナ »