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2021年12月14日 (火)

スマホの縦画面中心はつらいが、地上波も反省が必要

Tiktok

インターネットメディアがすさまじい勢いで既存メディアを食い散らかしていて、もはやネットは天文学的な素人の投稿動画から、プロくずれのYoutuberまであふれかえっている。そうすると、既存メディア、特にテレビなどはネットで話題になった動画などを切り取って放送して自らの視聴率獲得に利用しようとしているのだが、ここで決定的な互換性欠落を露呈する。TikTokなどの動画サイトを地上波で放送すると、画面の縦横比が全く異なり、画面の左右にぽっかりと空白ができてしまうのだ。これは修正不能であり、真っ黒や真っ白の画面だと寂しいので、背景を入れるなど工夫して放送されている。

そう、スマートフォンは縦画面なのだ。ホームページなどもスマホ専用サイトがあれば良いのだが、通常のPCサイトに行くと、一気に小さくなって、縦横スライドさせて苦労しながらクリックせねばならない。なぜスマートホンだけ縦画面なのかと言えば、それは人間の手が片手では縦長のものしか持てないからだ。また、写真にしても動画にしても、基本的な被写体は人間中心なので、その場合は縦で撮影した方が全体がきれいに入る。結果、縦画面の横行となる。
既存メディアの16:9の画面で慣れていた人にとっては、縦長は馴染み辛い。しかも、スマートフォンを片手で操作・視聴するという基本原則がある以上、横向きで撮影・編集されることも少ない。既存メディアを縦長にすることは非現実的なので、このままネットと既存メディアの分断はフィックスされるのだろう。
それにしても、横長が良いのかという問題もひとつある。先に述べたように、人は人を中心に興味を示している。そうなると、ワイドショーやバラエティーは、司会者の左右に人間2,3人分のスペースができる。そうすると、メインの司会者の左に女子アナ、右にコメンテーターやゲストの3人構成となってしまう。さらにひな壇となると最低3人、下手すると8人以上が2,3段組で座っていたりする。そう、横長だとやたら画面スペースを大量の人間で埋め尽くす必要があるのだ。この横のスペースを埋めるために、主要な出演者とは別に、吉本芸人、ジャニーズ、AKB、モデル、口先だけの政治家・弁護士崩れが座り込んでいる。これがスマホなら1人で良い。人件費コストが全然違うのだ。そうなると、既存メディアもこれほど多量にタレントをつぎ込んで番組を作成することの無駄をもう少し自覚するようになるだろう。

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