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2021年7月18日 (日)

インド変異株の猛威とオリンピック推進のチキンレース

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春の新型コロナウイルス第4波でバタバタした日本。6月20日に非常事態宣言を解除したが、解除直後から感染者のリバウンドが始まった。毎週1.2~1.3倍のペースである。これは非常事態宣言が解除される前から、専門家が示した数値シミュレーションで予測されていたことである。そのシミュレーションに従えば、東京オリンピックが開催される7月末には、東京での感染者数が2000人ぐらいになり、第5波の中でのオリンピック開催となりそうだ。当然だが、イベントと感染症対策のどっちが大事なのかという命題がメディアで示される。これで日本人メダリストが続出すれば「勝てば官軍」状態だが、そうでなければ、批判は政権与党、管総理へ向かうだろう。
まずそうなったとして、冷静に今後を展望する。現在65才以上へのワクチン接種が進んでおり、仮に感染拡大が起きたとしても、死亡率の高い高齢者世代はワクチン接種による免疫増強で命を落とすことはないだろう。そうなると、中高年、いわゆる40台、50台のワクチン接種は第5波の最中もほぼゼロに近いだろうから、この世代がどの程度の影響を受けるかがポイントだ。インド変異株(デルタ株)は感染性が非常に高いとともに、アジア人のコロナウイルスに対して持っている免疫をかいくぐる性質があるとみられている。そうなると、これまで重症化率、致死率がそれほど高くなかった40台、50台の世代の重症化率がどうなるかがポイントとなる。こればかりは、もう少し様子をみないと分からないそうだが、状況証拠的には重症化率が下がったり変わらないという予測はない。もし40台、50台でも重症化率や死亡率が上昇するとなれば、これは悲惨な結果を招く。おそらくオリンピックの最中に働き盛り世代の死亡者が増えて、政権与党は大批判を受けるだろう。政権与党は大博打に打って出たと言っても過言ではない。
慶は地方暮らしだし、電車通勤もしていない。オリンピックを東京で観戦する予定もないので、別に首都圏中心に感染拡大が起きても人ごとだ。ワクチン接種が大きく遅れて冬になっても一向にかまわない。もうある程度ウイルスを吸い込むリスクを避ける術を会得している。いや、これから第5波が発生するとしても、これは最後の波だ。冬にはほとんどの国民がワクチン接種を済ませ、重症化リスクは消散してしまい、元の普通の生活に戻れる。出口が見えていると言っても良い。
長かった新型コロナウイルスによるパンデミックも、2年弱で終息しそうで、今後はアフターコロナのリスタートのことしか頭にない。アフターコロナのことを考えた時に、今の自民党・公明党のコンビがアフターコロナの日本の政治や経済を取り回す資格があるのかどうか、選挙で真を問うしかない。

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