« ボロボロで迎えた東京オリンピック2020 | トップページ | 「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会にかかる開会式及び閉会式制作等業務委託」は最大130億円支払われる可能性がある »

2021年7月24日 (土)

東京オリンピック2020開会式を観た感想

Droon-earth
最初に結論だけ書くと「しょぼい」ということになる。
ネットにコメントを流し続けているひろゆき氏も「安上がり」とこき下ろしている。
しかし、今の日本の国力とコロナ禍のまっただ中で自粛モードを求められ、観客となるべき国民も疲れていることを考えると、これが精一杯なのだろうか。何か釈然としない。
なにせ無観客の開会式である。入場する選手は映し出されるモニターに向かって手を振っており、テレビで中継される自国向けのパフォーマンスに終始していた。盛り上がる筈がないのだが、ガラガラのスタンドが、それほどガラガラには見えない。シートの色を細かく色分けされている関係で、遠目には観客がいっぱい入って居るように見えるのだ。もちろん、よく見れば誰も座っていないが、テレビの引いた画面上はそれほどガラガラ感がない。これはコロナ禍を見越していた訳でなく、最初の設計時からそうだったのだが、これが幸いした。おそらく採用した人は内輪で大絶賛されているだろうし、このデザインは世界中の競技場やコンサートホールに広がるきっかけを作っただろう。しかし、これは開会式の運営とは別の工夫で実現したものである。
数少ないサプライズとしては、入場行進曲がゲームのテーマ曲ばかりだったこと、空中にキラキラと浮かぶエンブレムと立体的な地球儀が美しかったことぐらいだろう。ほか、MISIAの素晴らしい歌唱力、聖火の点火で長島茂雄が松井に支えられて必死に歩いていたこと、トリの大阪なおみがクレオパトラのような髪型で出てきて美しく点火したことぐらいだろう。
とにかく、過去の大会の演出に比べればインパクトに欠けた。意味不明のダンスが多すぎてつまらない。海老蔵とピアノの組み合わせはさっぱり分からなかった。ピクトグラムのパントマイムも低予算で時間稼ぎしているだけのベタな演出で観ていて苦しかった(逆にベタ過ぎて面白ろかったという意見もあり)。何より、ジョンレノンのイマジンを合唱するのは良いのだが、会場でやらずに予め録画されたビデオで繋ぐのは臨場感がないし、そもそも、なぜアジアからミュージシャンが参加していないのか。これは大失態である。日本開催なのだから、運営者の資質を問われる。さらに、バッハのスピーチは長すぎた。
開会式でこれなので、閉会式はさらに地味なのだろうか。もちろん閉会式だから派手にする必要はないのだが、もうちょいサプライズを盛り込んで欲しいものだ。しかし、繰り返しになるが、釈然としない。 

« ボロボロで迎えた東京オリンピック2020 | トップページ | 「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会にかかる開会式及び閉会式制作等業務委託」は最大130億円支払われる可能性がある »

スポーツ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« ボロボロで迎えた東京オリンピック2020 | トップページ | 「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会にかかる開会式及び閉会式制作等業務委託」は最大130億円支払われる可能性がある »