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2021年2月 2日 (火)

新型コロナウイルスの今後の動向について予測

 

Influenza-past-decades

https://www.niid.go.jp/niid/ja/10/2096-weeklygraph/1644-01flu.html

慶が年末帰宅した時、12月18日や19日のことだが、クリスマスパーティーを自宅でやっていたであろう、泥酔者の大声を近所で何回か聞いた。これを聞いて、「あー感染が進んでいるぞ」と背筋が少し寒くなったものだ。案の定、それから1週間経過したぐらいから感染者が増え始め、年末年始は感染者が急増して緊急事態宣言を余儀なくされた。ただし、その後は感染者数が漸減しており、今のところ緊急事態宣言の効果が出ているという評価になっている。しかし、慶は上の図を見ていて、季節性のインフルエンザが年末から年始にかけて急増し、1月末から2月に入ったころに減少に転じるのだから、おそらくコロナも同じパターンだろうとみていた。従って、現在減少しているのは緊急事態宣言の効果というより、元々人の行動パターンは年末年始にピークがあるのだから、自然に減少しているとみた方が正しいのだろう。
問題はこれからだ。インフルエンザと同じなら、2月、3月と減少して、4月過ぎには感染者はほとんどいなくなる。しかし、おそらくそうならない現象が水面下で進んでいる。感染力が高くなった変異ウイルスが、.既に市中で刻々とその勢力を増しているからだ。昨年のことを思い出して欲しい。GW過ぎに第1波が収まって、ほぼ新規感染者がゼロになりかけたのに、6月に入ってから増加に転じた。その理由は、新宿など夜の街で回っていた潜在的感染者を集中検査であぶり出しことによるもの、すなわち、「発見の機会増大」が要因とみられていたが、結局押さえ込みができずに、市中で再び感染増加が起きて、7月を中心に第2波が発生してしまった。この新宿から広がった第2波のウイルスは、第1波の武漢由来のウイルスとは異なる変異ウイルスが主体であった。そうなると、現在減少に転じているのは、ヨーロッパ由来のウイルスの衰退であって、いったん減少しても、今度はイギリス由来の感染力の高い変異ウイルスが増加して来る可能性が非常に高い。感染力が高いということは、現在の感染対策でも、患者が増えるということである。ということは、変異ウイルスによって、必ず第4波が来ることが確実と言えるのである。
第4波はこれまでの対策を突破してくる能力を持っている。かといって、日本人もすっかりコロナ慣れしてしまっており、経済への影響も考えると、もうロックダウンのような強力な措置は誰も望んでいない。従って、変異ウイルスによる感染者増加にスイッチが入って手が付けられなくなる前に、重症化しやすい高齢者を中心に、一刻も早くワクチンを接種して、第4波のピークをやり過ごすしかないのである。

 

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