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2021年1月 2日 (土)

予想とおり寒いが偏西風に感謝

20202021

2020-2021の冬は、長期予報で寒いとなっていた。いつものように、アメダス玖珠の数字を整理してみたが、12月に入ってかなり寒い状況で推移している。これは、近年では極寒だった2017-2018の冬に匹敵する寒さである。ラニーニャが発生中で、これは2017-2018の冬と同じ状況であるが、今年はシベリア寒気団の勢力が強く、とにかくキンキンに冷えて、範囲も広大だ。こうなると、気圧配置がどうのこうのという以前に、シベリア周辺からしみ出すように冷気が押し寄せて冷やしてしまうのだ。年末にも寒波に見舞われたが、現在さらにすさまじいシベリア寒気団が日本に向けてバイカル湖付近から南下中で、1月7~8日にかけて最接近する。この寒気団の中心は、上空5千mで-51度ととんでもない極寒で、これが日本を直撃したら想像を絶する豪雪と気温低下にみまわれる。しかし、幸いなことに、この寒気団は朝鮮半島の北部まで南下してくるが、その後は90度進路を東に変えて、東北北部から北海道をかすめて日本列島から遠ざかる予報になっている。すなわち、ギリギリでかすって行くので災害規模の影響はなさそうだ。
202101

2017ー2018の冬で1月13日の上空5千mの風の分布を左に、2020-2021の冬の12月31日の同じ風の分布を並べてみた。左は日本に大雪をもたらすほど極寒となったのだが、この時は偏西風が南西諸島から太平洋岸を蛇行していた。今年は日本上空をまっすぐ吹いているので、接近した寒気が東へジャンジャン吹き飛ばされている。もしこの偏西風が太平洋岸よりもう少し南を通っているなら、今年は全国的に大雪になっていたことだろう。正に寸止めである。
2018vs2020

今回のシベリア寒気団が抜けて、その間も偏西風が蛇行せず日本上空をまっすぐ吹いてくれるなら、1月中旬から下旬は少し寒さが平年並みで落ち着くかもしれない。日本は地球上最強のシベリア寒気団の攻撃を毎年受けるが、周辺を海に囲まれていることと、偏西風がバンバン吹いていることで、この影響が和らいでいるのだ。正に海と偏西風に感謝である。

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