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2020年7月23日 (木)

まだ夏も終わっていないのにCOVID-19の第二波が来た!

Tokyo-positive-persons

図 共同通信社配信記事より


大型連休前後から新規感染者が急減し、経済活動が正常に戻っていた。「ウイズ・コロナ」の合い言葉で、日常の生活が一変してしまったが、それでもコロナ拡大の恐怖からは解放されていたところだった。しかし、新規感染者が底になりかけた5月下旬から、なかなか感染者が減らない。新宿のホストクラブなどを中心に、集団感染が続いていたからだ。ひどい時は陽性率が4割というのもあった。いわゆる夜の街での感染が続いていたのだが、東京都も政府も特定の職種、地域に感染が限られているということで、あまり積極的な封じ込めは行わず、淡々と検査と隔離を続けていたところだ。しかし、この新宿や池袋の夜の街を中心とした集団感染の封じ込めに失敗したようで、7月に入ってこれらの集団感染から市中に感染が拡大、さらに東京だけでなく、関東の近隣県、あるいは名古屋や大阪まで同様の感染が拡大し、これで第二波に入ってしまった。新宿から全国に感染者をばらまいたことになるのだ。東京都の手ぬるい夜の街対策によって、大変な迷惑がかかってしまっている。

3月、4月に重症者が増えた第一波では、有症者しかPCR検査していなかったので、実際はその何十倍も感染者がいただろうと言われている。抗体検査の結果と比較すると、何十倍ではなく、数倍程度ではないかという意見もあるが、それでも現在の第二波の感染者数が第一波より高めだとしても、相当な勢いで感染者が拡大していることは事実である。いまのところ若者を中心とした感染拡大なので、重症者が少ないという特徴があるのでマスコミもそれほど騒いでいない。もしかしたら、この第二波はウイルスが変異して毒性が低くなっているのではないかという意見もあるが、まだ早計な判断だ。

問題はこれからである。今日から4連休であるが、タイミング悪く、政府は「金を出すから旅行しろ」のGo Toキャンペーンを「前倒し」で始めた。旅行業界からの要望に屈した形である。感染症の専門家から言えば、最悪のタイミングであろう。若者は行動が制御できないので、確実にうろうろしてウイルスをばらまくので、この4連休でオーバーシュートに入ることが確実視されるのではないか?いずれにしても、これだけ事前に警告したのに、政府は漫然とGo Toキャンペーンを始めたので、もしオーバーシュートが起きたなら、必ず糾弾されるだろう。場合によっては現政権の感染症対策がなっていないということで、支持率暴落の可能性もある。これから感染者が増えると、ホテルなどを借り上げて軽症者を収容する必要が出て来るが、Go Toキャンペーンで通常客を狙って待っている事業者が協力するとは思えない。とにかく、タイミングが悪すぎる。

我々がやるべき対策としては、これまで通りにマスク着用、手の消毒や手洗いの徹底で対抗するしかない。何より、4連休だ、キャンペーンだと飛びつかず、冷静かつ抑制的に行動することが重要である。もう一つ、若者がウイルスの運び屋になっているので、重症化しやすい中高年や高齢者は、できるだけ若者と接触しないことだ。ソーシャルディスタンスではなく、「ジェネレーションディスタンス」である。また現在の第二波の拡大は、冷房時期に入って換気を怠っていることも大きいかもしれないので、扇風機の積極活用を考慮したいところだ。





 

 

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