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2020年5月24日 (日)

リモート中継で暴かれるテレビの虚構

Remote-tv

新型コロナウイルスは首都圏にある在京テレビ局も直撃したため、テレビのコンテンツも軒並み在宅放映モードに切り替わってしまった。タレントが局に集まれないため、司会者だけ出演して、あとはスタジオに液晶を並べて出演者が自宅からリモート出演という異様な状況だ。これでもまだマシな方で、他では平日に再放送や過去のダイジェストばかり流している番組もある。ただでさえ自宅待機でテレビを観る機会が増えているのに、コンテンツが面白くないという最悪の状況である。
しかし、何が一番驚きかと言えば、いつもテレビで観ているコメンテーターや芸能人の自宅からの中継というのが全く映えないということだ。テレビ局のプロのスタイリストの手にかかっていないおばちゃんコメンテーターの年齢以上の老け具合や、部屋着の汚さから漂うババア臭さというのは観るに堪えない。またコメントもスタジオのように事前に打ち合わせて適度にカンペンが示される状況にはないので、伝聞レベルのテキトーなコメントばかりだ。お笑い芸能人も相手がないと全然面白くないし、そもそも自宅モードで気持ちが切り替わらず、全くやる気がない。完全に素人のユーチューバーの方が自宅からであっても、圧倒的にやる気と表現力があって面白いのだ。
結局のところ、我々はゲーセンに置いてあるプリクラのように、スタイリストによって盛りに盛られて別人に変身した、原型が全く推定できない中高年者や、1人だと面白くないお笑い芸人が複数人集まってガヤガヤしながらテロップで無理くい笑わされているという、非常に悲しい、上げ底されたテレビコンテンツに惑わされていたことが白日の下にさらされた訳だ。どこぞの大手プロダクションの力で、面白くもない3人組お笑いが出まくっていたが、コロナショックで出番がなく、人気が瓦解することは間違いないだろう。
元々分かっていたことではあるものの、コロナショックでこれが一気に露呈したという感じだ。コロナショックは、テレビ芸人とユーチューバーの垣根を取っ払ってしまった。ユーチューバーとテレビ芸人との境がなくなれば、これほど大量にプロの芸能人など不要で、安上がりのユーチューバーの進出機会が激増する。コロナショック前からひかきんやふわちゃんがテレビに進出していたが、このあとはとどめもなく、素人が公共の電波に出演するのだろう。

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