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2020年5月20日 (水)

タンパク質について考える:魚肉練り製品の位置づけについて

Food_sasakama
Irasutoya
(前回) タンパク質について考える:良質なタンパク質度を算定
http://izumiyayoshihiko.cocolog-nifty.com/blog/2020/05/post-f652f9.html

タンパク質の含量とアミノ酸スコアから計算すると、かまぼこをはじめとした魚肉練り製品が、鶏卵やエビと変わらぬ良質なタンパク源であることが分かった。そうなると、脂質が多い畜肉を減らし、その分を魚肉練り製品で代替することで、栄養状態を落とすことなく、カロリーと食費を減らせることが期待される。魚肉練り製品は塩分が多いというデメリットはあるが、一方で脂質が少なく、畜肉よりも大幅にカロリーダウンしており、まさにダイエットを気にする女性にはうってつけの食材である。しかし、どうしてもかまぼこや竹輪というのは、おっさんの食べ物という印象が強く、女性側から「いいね」が付きそうにない。

竹輪やかまぼこというのは、そのまま食べてもプリプリしておいしいとは思うが、見た目がしょぼい分、かなり飽きやすい。特に肉ほどのジューシーさが全くない。最も致命的なのは見た目が淡泊である。例えば、旅行先の旅館の朝食で、かまぼこの端切れが皿の上に厳かに置いてあるとちょっとガッカリするし、朝食バイキング会場において、かまぼこや竹輪の切れ端が置いてあるのを見たことがない。栄養価が高いのに、明らかに扱いが低い。
これを改善するために、チーズをはさんだり、いろいろ他の食材を練り込んだりすることもある。ゴボウなどの野菜を入れることもあり、それなりにバリエーションが出てくるが、貧乏くさい雰囲気は払拭できない。コンビニなどでは、太いスティック状のカニカマタイプや、イカのチップを練り込んだものもあり、これとおむすびだけでお腹も膨れるし、栄養価も十分というのもある。慶が急ぎ用事で食事を摂る時はこのパターンが多いが、あまり国民的な食スタイルとは言えない気がする。
これからの魚肉練り製品の将来性は、毎日の食卓に出てきて飽きさせない、見た目と味の工夫をもっとやることだろう。慶のお気に入りの魚肉練り製品はカニカマだ。レタスと割いたカニカマを入れて、マヨネーズなどと和えて一緒に食べている。味は立派にカニである。これだと練り製品を食べているという感覚がなく、毎日飽きずに行ける。この毎日飽きずに、自然に食べることができる、というのが重要なポイントだ。都市部に住んでいると、この練り製品はスーパーとかでしか購入できず、それこそ竹輪、かまぼこ、カニカマぐらいしかない。これが地方に行くと、それこそ毎日の食卓で魚肉練り製品が食べられていて、そこには飽きない工夫(見た目や食感や味)があって、とても感心するのである。次回以降は隠れた魚肉練り製品を紹介する。

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