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2019年11月 1日 (金)

中古市場を侮ってはいけない

 

中古市場と言うと、最初に思い浮かぶのはメルカリなどネットバザールのようなものだろうが、ああいう雑貨ものは市場全体の一部である。基本は住宅、自動車、家電などである。慶も自動車とパソコンは中古を使っている。

中古というと他人が使ったもの、汚い、壊れており、そういう心配をするぐらいなら新品を買った方がよいというのが新品主義である。現代日本人は潔癖主義で、この新品主義が強い。しかし、アメリカやオーストラリアなどへ行けば、そこらじゅう中古車だらけで、むしろ新車の方が少ない。特にニュージーランドなどは、日本の20年ぐらい前の中古車で埋め尽くされていると言っても過言でない。なぜに中古車が人気かと言えば、安くて走れるからだ。そう、自動車というのは走るためにあるのであって、傷があるとかシートが汚いとか、年式が古いなどは関係ないのである。5年程度乗るのであれば、合理的に考えて中古車を買った方がお得である。日本の中古車市場もそれなりの規模であるが、ネットサイトで調べると、瞬時に日本中の目的の車種が一覧で出てきて、そこに数多く貼られた写真を眺めて、さらに諸元を確認すれば、現場に行かなくても状態が完璧に把握できる。昔中古車屋をひとつずつ回って、なかなか良い車に出会えず、営業マンに好みでもない車を強引に紹介されたりして疲弊していたのが懐かしいぐらいだ。

また慶が驚いたのが中古パソコンである。東芝のダイナブックの中古を買ったのだが、価格は26,000円ぐらい。これにマイクロソフトのオフィスが既にインストールされている。ノートパソコンというのは、新品でも29,800円を切ることがなく、おおかたは4万円からである。これに3万円するマイクロソフトオフィスを別購入すると、6万円以上となる。これが中古だとたったの3万円弱である。半額だ。パソコンというのは物理的に壊れていない限り、中古も新品も使い勝手は変わらない。せいぜいバッテリーが弱っている程度だが、バッテリーは交換しても安いものだ。中古に出ているパソコンは、会社などでリースで使われていたものを回収して中古市場へ流しているので、決してボロボロではない。一昔みたいに、CPUの性能でパソコンの使い勝手が左右されることはなくなり、4,5年前の機種であっても何の違和感もなく使える。

東京オリンピックを過ぎるとインバウンド効果を期待した企業の投資欲が薄れて、またジリジリとデフレに戻っていくかもしれないが、その時は中古市場がしっかり機能することを期待したい。

 

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