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2019年9月 3日 (火)

ブドウの王様は「巨峰」で間違いない

夏の盛りを過ぎた頃から、スイカやメロンに変わってブドウが店頭に並びはじめる。慶は甘いものと言えばチョコレートが好物であるが、基本的にケーキや果物など、甘いものはあまり食べない方だ。バナナでさえ滅多に口にしない。ただ、夏のブドウ、冬のミカン、春のイチゴは絶対に外せない。

ブドウには様々な品種があるが、基本的には「巨峰」「デラウェア」「ピオーネ」が突出している。慶が子供の頃は、ブドウと言えばデラウェアであった。紫のツブツブが密生したブドウで、とにかく甘くて種がなく、おいしいブドウだ。ただ、粒が小さいので食べるのが面倒で、一度に2,3粒ずつ食べたりしていたものだ。うまいけど、食べるのが面倒。だから、デラウェアは高級感が漂わない。今では子供のブドウという感じだ。果物は大きいほど見栄えがする。これはブドウも一緒で、粒の大きさや色は重要なポイントとなる。粒が大きいのは昔から巨峰と相場が決まっていたのだが、とにかく昔は巨峰が高くて高級ブドウだった。メロンと並んで、病院のお見舞いで定番の果物だったのである。しかし、大粒で甘みも強い巨峰はデラウェアと比較にならない人気なので、当然農家が必死に栽培面積を拡大してくれた結果、今では巨峰がデラウェアの価格に近づき、1パック500円前後で提供される時代になってきた。統計をみると、1994年に巨峰の栽培面積がデラウェアを抜いたそうだ。慶の実感でも、20年ぐらい前からデラウェア離れモードになった感じである。

Kyohou  

巨峰というのは戦前から品種が開発されていた国産ブドウで、生食に特化したブドウである。とにかく粒が大きく、とびきり甘くて、さらに果汁も多い。ブドウとしての特徴をすべて備えたスーパースターである。難点は皮が分厚いことと、種が含まれることが多いことであるが、そうした難点を覆い隠すほど、メリットの方が突出している。まさに「ブドウの王様」として広く賞賛されている。慶は一部の皮を剥いたらすぐに口中に投じ、うまく中身だけ外したら皮をはき出す。これを1粒ずつ繰り返すのだが、何回食べても飽きない甘さとジューシーさで、顔が笑顔になって行くものだ。人の先祖は類人猿であるが、樹上生活している時に、こういう果物を食べて喜んでいたのがDNAに刻まれていると感じる。

またブドウは酸味が強いとハズレなのだが、類似したキャンベリーなどと比較して、巨峰はハズレの割合が非常に低い。だから色んな品種が並んでいたとしても、巨峰を選んでおけば、まずハズレがない。巨峰というブランドは、絶対的な安定性を保持し続けているのである。これも長く愛されるための必須条件である。この巨峰を親としてさらに多くの品種が開発されているが、値段をつり上げるための新品種という感じがする。特にピオーネなどは、価格が高い割に巨峰との違いがほとんどなく、それだったら巨峰を食った方がマシという感じがする。

 

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