« 古代古墳と砂鉄の関係 | トップページ | どこまでも愚かな不買運動 »

2019年8月 1日 (木)

植物油が健康を害するとは、、、

最近テレビCMで亜麻仁油やエゴマ油のCMが流れている。実は慶も1年以上前から亜麻仁油を食事に用いるようになった。元々脂には少し敏感で、炒め物にはサラダ油ではなく、オリーブ油を常用していたぐらいである。しかし、最近になって、ネットやテレビで、「加熱された植物油は健康を害する」という情報が入るようになった。そこで、いろいろ調べると、日本脂質栄養学会の初代会長奥山治美博士の著書で、サラダ油が実は健康に良くなく、様々な疾病に繋がっている可能性があるという指摘があることが分かった。そして、これまで学者や栄養学者や病院の先生が、血中コレステロールや脂質の高い人に対して、「肉の脂やバターなど動物性の油脂は控えるように」との食事指導に基づいて動物性油脂を避けていたのに、むしろ動物性油脂は安全で、積極的に調理に使うべき、という感じで、これまで言っていたことと正反対のことを言い始めている。ある意味で、「前言撤回」である。

では、最新の科学的知見で、良い油と悪い油はどうなっているのだろうか。

良い植物油
シソ油、エゴマ油、亜麻仁油、フラックス油
良い動物性油脂
バター、ラード、牛脂

植物油が良くない理由は、そもそもサラダ油が大量に売られて調理に使われすぎていることと、200度以上の調理で酸化されやすく、毒性の高い過酸化脂質が発生して、様々な疾病の原因物質となることにある。逆に加熱調理されなければ、サラダ油も悪いとは言えない。もちろん、サラダ油は揚げ物、炒め物など、加熱調理のために使われているから、加熱しないサラダ油の利用方法など基本的にない。ドレッシングやマヨネーズぐらいだろう。動物性油脂が安全な理由は、酸化しにくい性質にあり、加熱調理に適しているという。
言われてみれば当たり前だし、過酸化脂質が危険なのは大昔から分かっていた話だ。慶が子供の頃にカルビーのポテトチップスが現れ、爆発的なヒットとなったが、その当時、パッケージは透明な袋にポテトのイラストが印刷されただけのものだった。中身がほぼ丸見えだった。それが徐々に透明でないパッケージとなり、今は遮光フィルムで完全に密封されている。これは風味を保ち、油の酸化を抑制するためにそうなっているのである。今更サラダ油が危ないと言われても、消費者は困惑する。
我々は学者の嘘やミスリーディングにどれだけ振り回されなければならないのだろうか。肉や魚のおこげはガンになるから食うなと言っていたのに、普段食べる程度ではガンにはならない、むしろ適度のおこげがあるとコレステロールの吸着排泄を促進するので健康に良いと。ガンの可能性→健康に良いという真逆の結果。イカやタコや卵もコレステロールを上げるから中高年以上ではできるだけ食うなと言っていたのに、イカやタコを食べてもコレステロールは上がらない(下げる成分を含むから)、卵も1個程度食べるぐらいではコレステロールは上昇しないとのこと。
こうした間違った健康論のほとんどが、過去にNHKから発信され続けてきた。NHKに悪気はなく、本当にまじめに番組を作ろうと必死に取材してあのような報道になった筈だ。しかし、学者というのは何らかの小さく、特殊な実験結果を引っ張ってきて、すべてがそうであるかのように、事実を拡大解釈する大天才である。その小さい、特殊な実験結果を公共放送というアンプで大増幅してばらまいたのがNHKなのである。その体質は全く変わっておらず、慶は今でもNHKで放送される「これが体に良い」という番組(あるいはその反対)は一切信頼せず視聴しないようにしている。民放でも同じような番組があるが、これも一切見ないようにしている。必要な情報はネットから自分で取捨選択して拾うようにした。もうエセ学者に振り回される生活などまっぴらゴメンである。

« 古代古墳と砂鉄の関係 | トップページ | どこまでも愚かな不買運動 »

グルメ・クッキング」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 古代古墳と砂鉄の関係 | トップページ | どこまでも愚かな不買運動 »