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2018年1月17日 (水)

狂乱価格が続く葉物野菜

例年葉物野菜(レタス、キャベツ、白菜、ホウレンソウ)の市場価格には年間2つの山がある。1月と9月である。日本は盆と正月に消費のピークがあり、野菜の生産もこのピークをにらんで生産している。従って、正月を過ぎた1月、盆を過ぎた9月は入荷が少なく、例年レタスなどは1玉200円を超えることが多い。しかし、今年はその倍以上で推移している。慶の地元でも、キャベツやレタスは1玉400〜450円前後、白菜は400〜600円である。しかも、市場に出る前に処分されるような低品質のものばかり。一体誰がこんな高い葉物野菜を購入できるものか。
ことほど左様に、今は絶対供給量が不足して、狂乱というほど価格がつり上がっている。露地物野菜が気候の影響を受けるとは言っても、まさか丸丸1年間もこの値段が続くわけないから、消費者としては、価格が下がるまで待ち続けるしかない。しかし、この高値は夏以降ずっと続いていて、過去にない長期戦となってきたことから、家計を預かる主婦として、現状相当にしんどくなってきた印象があるだろう。家計以上に、料理のレパートリーのやりくりがしんどい。
慶の経済概念に基づくと、この葉物野菜の価格動向は、庶民の消費行動に直結する。エンゲル係数の中に占めるこの高騰野菜による支出額の割合は大したことないのだが、毎日食べる食材なので、精神的に「物価が上がった!」と印象付ける効果がかなり強く、結果的に他の消費も抑制される傾向にある。だから、現在続いている葉物野菜の高騰は、必ず消費低迷として顕在化し、家計消費の異常な縮小という形で経済の足を引っ張る筈だ。この負のスパイラルは2018年の経済を少なからず低迷させる可能性もある。
この葉物野菜の狂乱価格状態を免れるため、最初に取り得る対策は「もやし購入」である。しかし、既にこの狂乱価格の状態ではもやしの供給さえも追いついておらず、夕方には売り切れ続出となっている。もやしとて、長年の薄利多売の影響で、十分な供給体制を確立できていないのである。
では慶はどうしているのか?要するに、葉物野菜というのは、サラダである。サラダというのは、レタス、キャベツ、トマトの専売特許ではあるが、それだけでもない。意外なところに便利な食材があり、盲点となっている。それは、「ワカメ」である。それも、中国産の塩わかめが狙い目である。
塩ワカメというのは、青い透明袋に詰め込まれてどこでも売ってある。価格は1袋330ー350gで国産なら300円ぐらい、中国産なら100円ぐらいだ。中国産も国産も品質はそれほど変わらない。この塩蔵ワカメは6割ぐらいが塩だが、水にふやかすと軽く3,4倍ぐらいに膨らむ。これをスライスして、すりごま振ってポン酢で食べれば、立派なサラダとなる。キャベツやレタスがなくても行けるのである。これだけレタスやキャベツが高騰しても、塩蔵ワカメはびた一文値上がりしていない。だから慶は現在ワカメサラダの毎日である。
ワカメというと味噌汁の具というイメージがあるが、元々低価格なので、ムシャムシャ食べても財布は痛まないし、何より低カロリーで食物繊維も豊富。立派に野菜の代替となるのである。

Wakame


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