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2017年8月11日 (金)

今年初めてのウナギ

梅雨明けして猛暑真っ盛りの7月下旬から8月上旬。誰が決めたか分からないが、土用の丑の日なる掛詞で、ウナギ商戦が行われる。どうも、売れないウナギの販促のため、旬ではない夏にウナギを食べる風習を根付かせたのは平賀源内という変人武士(学者)だった。
それはどうでも良いとして、ウナギの話。10年ぐらい前であれば、国産ウナギ中サイズが1匹980~1180円、中国産中サイズは598~698円あたりが相場だった。今では、ほぼその倍の値段で売られている。もはや千円だしても1匹分買えない時代となってしまった。その要因は、天然ウナギ稚魚の減少(乱獲)である。
ウナギは元々高いから、さらに高くなれば食べなければ良い。別にウナギを食べなくても、生活の質は変わらない。しかし、本当に悔しくてしょうが無いが、「ウナギは旨い」のである。ふっくら柔らか、甘く香ばしく蒲焼きされたウナギにサンショウの粉を振って食べた記憶は絶対に脳裏から離れず、ほぼ麻薬中毒患者のように毎年ウナギが食べたくなる。
幸いなことに、回転寿司でもウナギはあるから、食べようと思えば食べれる。しかし、鰻重のように、暖かいご飯の上に、丸ごとウナギが乗っていないと食べた気がしないのである。ぺらぺら寿司で冷たいご飯に載っているなら、別にウナギもアナゴも食感は同じだ(アナゴも悪くはないことを申し添える)。
しかし、自由主義社会では、あの手この手で我々庶民にもウナギを届けてくれる販路を構築してくれている。今回慶は、いろいろ吟味した結果、吉野屋のうな重を選択した。価格は750円である。中国産を1匹購入する半額でうな重が食べれる。割烹料理屋で注文すれば、2500円ぐらい取られてもおかしくないボリュームである。おそらく中国産の大サイズを1/3ぐらいにカットしたものである。相場1500円の1/3だからウナギ代で500円、ご飯を加えても750円だから親切価格に違いない。柔らかさも味も抜群だ。吉野屋は本来牛丼や豚丼がメイン商材であるが、グレードの高いうな重も千円以下で供給してくれる。本当に感謝である。
Eel_rice_yoshinoya

それにしても、人類が宇宙に人を送り込んでいるのに、再生医療で人工的に骨や組織を作れる時代になったのに、ウナギの養殖は天然のシラスウナギを捕まえて育てる以外の方法がまだ確立されていないという。なんとも情けない話であるが、薄給サラリーマンとしては、1年に1回うな重を食えれば、それで幸せなのである。

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