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2014年6月 3日 (火)

梅干しは避けられない

慶は中年に到り、食に関してはほとんど好き嫌いが無くなってきたが、未だに苦手なモノもある。それが「梅干し」だ。その理由は、単純に、酸っぱすぎる、塩辛すぎる、というものである。ちょっと前まで何でこんなモノを無理して食べないといけないのか理解に苦しんでいたものである。
人間に限らず動物は、基本的に酸味と苦みを忌避するようにできている。理由は簡単で、酸味は「腐った」証拠であり、苦みは「毒」の象徴だからだ。酸味に関して、数ある日本食の中でも梅干しはダントツで、ほとんど食品として体を成していないと言える。加えて重量の20%にも及ぶ塩分で、ちょっと前まで梅干しは塩分が多いから、1日1個まで、高血圧の人はできるだけ控えましょうと言われていたぐらいである。
しかし、悲しいかな、いくら避けても避けても、梅干しへ回帰してしまう状態が多々ある。5月末になると、梅の実がザクザクできる。田舎だとおすそ分けだけで、すぐに1キロ、2キロになる。タダでもらえるとなると嬉しいものだが、梅は残念ながら生食も加熱調理もダメ。殺人的な酸味と苦味でお話にならない。果実を食害する野鳥や害虫だって、梅の実は見向きもしない。病気も全く発生しない。すなわち、他の果実と異なり、全く手を入れなくても、毎年確実に、しかも大量に実が採れるのである。
この安定して収穫できるものの、そのままでは食用とならない梅を食用できるところまで加工するには2通りの方法しかない。梅干しと梅酒である。定番の梅干だが、慶は何度もチャレンジして失敗した。まずは塩辛過ぎ。レシピとおりに作成するとトンデモなく塩辛い梅干しが出来上きあがる。見た目は立派でも、1個食べるだけで撃沈だ。そうすると、今度は減塩梅干しにチャレンジするが、するとカビでおしまい。また干すのも難しく、網に張り付いて皮が破けたり、乾燥し過ぎてドライ梅になったりと、まさにメンドーの極みなのである。毎日が日曜日の高齢者は良いが、現役サラリーマンにはしんどい工程である。では簡単な梅酒はどうかというと、成功しても青臭かったり、甘すぎて撃沈ということがほとんどである。結果として、青梅はかなり未利用で放置されていることが多い。
Apricot_at_mitaka_sta

しかし、この梅干し、最新医学で侮れない結果が目白押しである。いちいち例を挙げていてはキリがないが、殺菌作用は当然として、疲労回復、血圧低下、ピロリ菌抑制、抗酸化作用、血液サラサラ作用など、超が3つぐらいつく健康食品なのである。特に慶はストレスが多い生活をしている関係で、唾液の量が減って口臭が気になるようになってきた。こういう場合も、唾液の量を強制的に増やすには、梅干しが特効薬なのである。
ということで、最近は嫌いな梅干しを、無理して食べるようにしている。また、貰った梅を梅干しにすることにした。過去の失敗から、減塩梅干しは諦め、手堅い15%塩で漬けることにした。カビは抑えても間違いなく塩辛い梅干しができる訳だが、これは食べる直前に少量の真水か薄いハチミツにつけ込んで、塩抜きすることで対処予定である。
また、梅干しを漬けた後に出てくる梅酢も健康に良い。ドレッシングなどに使えば夏場の脱水・脱塩状態の特効薬である。

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