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2014年6月26日 (木)

サッポロ一番みそラーメンの人気の秘密

袋タイプのインスタントラーメンのランキングを見ていると、上位に出てくるのはここ10年ぐらいずっと固まっているようだ。

<サンヨー食品>
・サッポロ一番 みそラーメン
・サッポロ一番 塩ラーメン
・サッポロ一番 しょう油味

<明星食品>
・チャルメラ 醤油<日清食品>
・チキンラーメン

<ハウス食品工業>
・うまかっちゃん

最近は東洋水産のマルちゃん正麺がかなり売れているが、これは価格帯が異なるのでベストセラーから外した。
慶はチャルメラとうまかっちゃんがお気に入りである。ただ、全体として、サンヨー食品のサッポロ一番シリーズの強さが目立つ。特に、「みそラーメン」はダントツだ。

Miso1

Miso_2

なぜこのサンヨー食品のシリーズが強いかというと、主要市場である関東を制覇しているからである。関東市場を押さえないと天下は取れない。しかし、なぜみそラーメンが関東市場を制覇できているのか、詳細に解説された記事をほとんど見ない。みそラーメンといえば基本的に北海道なので、関東人に馴染みのあるものではない。何故にみそラーメンが関東や東北で受けているのだろうか。
このことについて、慶はシンプルな仮説を持っている。これは単純に味の濃さであろう。関東というのは在地周辺の人に加えて、戦後東北・甲信越地方の農村部から多数の出稼ぎ労働者が流入して構成された市場である。基本的に冷涼な東日本の農民中心であったので、その食文化は貧相である。出汁を丁寧にとるとか、具材を多数利用して見栄えを良くするという発想が欠落している。米、麺、漬物中心の世界である。また保存食文化が強いので、濃い塩味を好む。我々西日本人が関東や東北に行くと、何を食べても塩味が濃く、具材が貧相で参ってしまうことがある。
それでは実際に塩味度を比べてみる。ラーメンの塩味度については、基本的にスープで決まる。麺にも塩が含まれるが、これは食べている時には分からない。そこで各社の成分表示とレシピに基づき、スープ1リットルあたりのナトリウム量を棒グラフにしてみた。


Na_in_soup

一目瞭然であるが、最も人気のあるサッポロ一番みそラーメンは塩分量がダントツである。慶が指摘するように、このラーメンの人気は塩味の濃さにあると言える。逆に関西以西で人気のあるチキンラーメンやうまかっちゃんは塩分量が少ない。しかし塩味が濃いと通常は「塩っぱい」と思うのだが、みそ味だと普段味噌汁でならされているので、しょっぱさがなんとなく消散して、塩っぱいという感覚が、味が濃厚で美味しいと錯覚するのである。特に関東や東北では塩っぱいことは抵抗がない。健康のことを考えると塩分は少ない方が良いので、その意味でみそラーメンは評価が低くなろう。

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