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2014年4月14日 (月)

懐かしのアナログオーディオ:レコード再生用カートリッジ

レコードを再生する場合の心臓部はカートリッジだ。レコードに刻まれた溝の振動を針先で拾い、これを電気信号に変換する重要部品である。これこそ、究極のアナログテクノロジーである。溝の変化を忠実に拾うために設計されているから、傷だろうが埃だろうが何だって音に変換される。
このレコード針の振動を電気信号に変換する方法によって、大きく2つのタイプに分かれていた。いわゆるMM(Moving Magnet)型とMC (Moving Coil)型の2種類である。一般人は安いMM型が中心であるが、オーディオ好きや放送局はMC型が多用されていた。値段が5倍ぐらい違うし、何より針がすり減って交換する場合はMM型は針だけ差し替えれば良いが、MC型はまるごと新品と交換する必要がある。また、MC型は起電力が少なく、そのままだと音量が低くて使えないから、特殊な増幅器(アンプ)を間にかませる必要がある。しかし、音質だけで言えば、高音側で圧倒的な能力を持っているMC 型に軍配が上がる。だから、高級オーディオ機器や、放送局では、レコードのカートリッジは例外なくMC型を採用していたのである。自宅のレコードプレーヤーがMC型ということだけで、即刻「金持ち」の証であった。
このMC型カートリッジで、放送局用に採用されていたのはDENONのDL-103シリーズである。ある意味、名器中の名器である。今でもオークションで出回っているようだ。これなくして、日本のFM放送は成立しなかったのである。もはやデジタル化によって出番が無くなってしまった。残念である。このMC型カートリッジを開発したDENONという会社もデジタル時代に経営規模が縮小を余儀なくされ、今では音響システムやヘッドフォンを中心とした小さいブランドとして残っている程度である。慶は今でも大学生の時に購入したDENONのヘッドフォンAH-D210を20年以上愛用しているが、これを越える音質のヘッドフォンには未だに出会っていない。今後も小さくともキラピカとする高級ブランドとして残って欲しいものだ。
Denon_dl103

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