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2013年7月25日 (木)

イギリスの情報発信力は相変わらず

イギリス王室のウイリアム王子とキャサリン妃に待望の男の子が産まれたということで、まあ凄い報道ぶりだ。GDP世界第6位の王室の結婚や出産で、何でここまで世界じゅうが大騒ぎになるのか正直良く分からない人も居るかもしれないが、「イギリス王室は偉大だ」という漠としたイメージだけで報道を鵜呑みにする人々がほとんどであろう。かつてイギリスが世界じゅうを席巻した時代もあり、その頃のイギリス王室というのはさながらローマ法王のような権威と権力を誇っていたのかもしれない。それは昔の話であって、現代では数多ある王族の一つに過ぎない。
しかし、それでも世界じゅうがこのニュースに虜になるということは、とりもなおさずイギリスの情報発進力の高さを象徴するものであろう。英語と金融とロイターと貴族文化の4つは、イギリスが未だに世界の中枢に君臨する源泉でもある。
それにしても、あのオーストラリアという国は一体どういう思考回路の国なのだろうか。
キャサリン妃が病院に入院した時に、オーストラリアのラジオのDJがエリザベス女王とチャールズ皇太子になりすまし、病院の直接取材を行うというやらせ番組をやって、自殺者まで出した。今回も日本のテレビ局の中継の横では、オーストラリアのケバい女司会者が大声で興奮してまくし立てている。オーストラリアって、イギリスの属国であったのは分かるのだが、未だに地球の裏側にあるイギリスしか見て生きていないかと思うと、実に馬鹿馬鹿しいと思う。テロ組織一歩手前の反捕鯨団体を国を挙げて支援していることからして、実に危うい二流国家である。イザという時はイギリス王室が出てきて守ってくれるという変な安心感で、好き勝手に振る舞っているのであろうか。
しかし、この病院から親子3人が出てきてカメラのフラッシュを浴びるシーンを見て、慶も少し懐かしい感じがした。ウイリアム王子が産まれた時、すなわち31年前にチャールズ皇太子とダイアナ
妃がウィリアム王子を授かった時、この病院前で全く同じシーンがあり、慶もテレビで見た記憶がある。たぶん中学生ぐらいだったと思う。この時も、凄まじい勢いでウィリアム王子の誕生を伝えていて、テレビの画面はウィリアム王子を抱えたダイアナ妃ばかりをズームで狙っていた。31年経って全く同じ光景が繰り広げられている訳だ。
このシーンは鮮明に記憶に残っているのだが、これは同じテレビ画面を見ていた父親と母親が顔を見合わせて呟いた次の一言が耳に焼き付いているためだ。
「ホ~~、昨日子供を産んだばかりの女が、次の日に歩いて退院するとはとても考えられない」「化け物じゃない」

William_born

中学生には、出産のストレスがどんなものか皆目分からないから、翌日退院のどこが凄いのか理解しようがない。ただ両親が本当に目を丸めて驚いて、ダイアナ妃のような絶世の美人を指刺して「化け物」と言っているのだから、とてつもないことなのだろうと思っていた。それから31年経過して、自分自身が子供を持つ親になっている訳だが、未だに日本で出産翌日に退院するという話はほとんど聞いたことがない。どんなに順調でも3、4日、希望すれば1週間は入院している。日本に於いても翌日退院はできるそうだが、どんな女性でも出産翌日まで脱力感でぼう然としているから、まあ最低3、4日は病院でゆっくりするのが普通だ。だから化け物というより、凄まじい体力の持ち主であったということが良く分かった。




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