« ゆるキャラ辛いなぁ~ | トップページ | 中国包囲網を構築すべき時に来た »

2013年5月31日 (金)

おしゃlet's、世界征服、だだだだ

きゃりーぱみゅぱみゅの新曲「インベーダーインベーダー」がさっそくリリースされた。ここ3曲ばかりは2ヶ月に1曲のハイペースでシングルがリリースされている。この曲はユニクロブランドであるg.u.のCMソングにもなっているから、当然大ヒットしている。YouTubeの再生回数は、まだ半月しか経過していないのに既に450万回である。「にんじゃりばんばん」は1,600万回に達しているし、2年弱前にリリースされた「PONPONPON」に至っては、4,929万回の再生回数である。この手のまだメジャーでないアーティストとしては破格の人気である。
きゃりーのPVのコメントを見ていると、およそ半分ぐらいは海外からのコメントである。それを見ると、「キュートだ」「自分もおしゃれしたい!」「むちゃ気に入った」と好意的なコメントと、「こんなものは音楽ではない」「なんだこのガキは」「全然意味不明」と評価が真っ二つに分かれている。しかし、ここが肝である。評価が真っ二つに分かれるということは、とにかくインパクトがあるということの証明である。すなわち、毒々しいのである。これこそが、きゃりーのきゃりーたる所以である。決して普通であってはいけない。世界に一つを目指すべきである。狂気の沙汰の少し手前でオシャレとキュートさを最大限アピールすることが彼女の最大のキャラである。このコンセプトはデヴュー曲のPONPONPONのPVに凝縮されているし、それを支えるプロジェクトメンバーもそれを良く理解している。
きゃりーはハッキリ言って、原宿HARAJUKUの世界化戦略の切り札なのである。慶の世代だと、原宿というと竹の子族がたむろする不良少年少女の集まる場所というイメージがあるが、これは30年も前のことである。原宿は日本のティーンエイジャー女子が、「粋」という価値観だけで、その時代時代で挑戦的なストリートファッションを編み出してきた、ある意味でファッション界のストリートファイター、チャレンジャーが集うホットスポットである。ルーズソックス、厚底ブーツ、ガングロ、デコ電など、原宿から拡がったスタイルはかなり多い。特にルーズソックスや厚底ブーツは海を越えて世界じゅうのティーンエイジャーを魅了した。もちろん、ほぼすべてが既成概念を否定するものであり、常に世の大人の嘲笑を買ってきた。それでも熱狂的な支持者は絶えず、かのシンディー・ローパーに至っては、この原宿ファッションをべた褒めである。このチャレンジャー精神は途絶えることなく、未だに進化し続けている。何事も長く続けることだ大事だ。今や原宿も渋谷も、少なからず世界の流行ファッションに影響を与えつつある。その頂点にきゃりーが存在するのかもしれない。
この新曲は、世界企業であるユニクロのCMであり、「おしゃれの世界侵略だ」と銘打っている。深読みすると、もしかしたら、ただならぬクールジャパン、サブカルチャー輸出攻撃のファンファーレなのだろうか。とりあえず、どうなるか期待したい。

Kyally_invador

« ゆるキャラ辛いなぁ~ | トップページ | 中国包囲網を構築すべき時に来た »

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: おしゃlet's、世界征服、だだだだ:

« ゆるキャラ辛いなぁ~ | トップページ | 中国包囲網を構築すべき時に来た »