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2012年10月 3日 (水)

アメリカ定番おつまみ三重奏

慶は過去に4度ほど渡米した経験がある。そういった意味で、アメリカのことは人並み以上に詳しいと自負している。アメリカに行くと色々日本と異なる習慣に戸惑うことが多いが、特に食習慣の違いは大きい。今回はおつまみについて触れてみる。
日本もアメリカも色んな菓子類が売られているが、共通するものも結構多い。M&M's、キットカット、オレオ、プリングルスなど。しかし、両国で共通して良く食べられているお菓子というのはない。日本ではポテトチップスが人気おつまみのダントツである。アメリカでもLay'sのポテトチップスを店頭でよく見る。とにかくでかい。食べると分厚くて味が薄く、日本人には向かない。しかし、陳列スペースの大きさで言えば、アメリカで最も好んで食べられているおつまみは「プレッツェル」に間違いない。

Snyders

こんだけスナイダーズのプレッツェルを並べまくって、本当に売れるのかと言いたくなるが、実際に売れているのである。日本ではプレッツェルが売られている店、あるいはそれを食べている人を見ることさえ難しい。なぜなら、まずいし食べにくいからだ。パサパサとして固く、塩味がちょっとするだけ。とにかくドリンクが無いとまず喉に詰まる。味も食感も日本人なら受け付けまい。一方、アメリカでは、これをボリボリと馬が馬草を食べるように食って、ペプシで流し込み、満腹になると手についた塩をズボンにこすりつけているのを良く見る。いや、アメリカ国内に入る前の機内で、一発目に出てくるおつまみは間違いなくこのプレッツェルである。これを出されると、「ああ、これからしばらく、ハンバーガー、フライドポテト、スクランブルエッグ、ペプシ、プレッツェルの毎日か」と一気に滅入るのである。前のブッシュ大統領などは、これを喉に詰まらせて窒息死する一歩手前まで行ったくらいだ。そんなに喉の通りの悪い、パサパサしたお菓子を、何故にそこまで好んで食らうかと首をかしげるのである。まあ、牛が牧草を美味そうに食っているのを見ても、我々が牧草を食べたくならないのと同じ意識である。動物として基本的に異なるのである。
次に良く見るのがハニーローストピーナッツ。これはプレッツェルと異なり、日本人でも美味しいと感じる。アメリカ人は甘い味付け、固いテクスチャーを好むので日本人的には苦手な味付けが多い。ピーナッツは堅いのが難点なのだが、ハニーローストピーナッツは蜂蜜をまぶして焙煎されていて、カシューナッツに近いほど軟らかくなっている。香ばしさと甘みが独特で、これについては文句なしに美味しいので、もっと日本でも販売して欲しいものである。最後にアーモンド。これはアメリカ人なら枝豆感覚である。我々日本人にも馴染みが深いおつまみである。日本で食べると高いが、アメリカではかなり割安で、ボリボリ食っても財布は傷まない。
実は、このアメリカ人の三大好物おつまみが、1袋に全部パックされたお菓子を発見した。封を切った瞬間、このアメリカの風がビュウビュウと吹いてくるようなお菓子を見ると、何となく買ってこれを食べてしまい、アメリカのドッグフード文化を懐かしむのである。プレッツェルのまずさとハニーローストピーナッツの美味しさが交錯すると、日本では味わえない雰囲気に酒も進む。

Preassort1

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