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2012年9月20日 (木)

空弁は崎陽軒のシウマイ弁当が一番

羽田空港に行くと、少しおとなしくなったとはいえ、やたらと空弁コーナーが目立つ。地方空港ではこういう弁当ものはほとんどなくて、専らおむすびかサンドイッチである。東京は空弁の種類が多いので、どうしても食指を動かされるが、どれも価格が千円以上で正直高い。1食、それも女性に丁度良いコンパクトサイズの弁当に対して、薄給のサラリーマンが千円以上投資する余裕はあまりない。やっぱり千円以下で提供してもらわないと厳しいのでアル。
そうはいいつつ、やせ我慢もできない。帰りが遅い便になったり、あるいはパック旅行でお昼を挟む中途半端な便になると、どうしでもさっさと機内で食事を済まし、自宅や職場に戻りたくなる。一番安いのは京急の乗り場入口にあるローソンで500円以下の普通の弁当を買うことであるが、それではあまりにそっけない。せっかく東京出張で疲れた躰にご褒美を与えないと出張が締らない、ということで空弁を買うことになる。
慶もいろいろ試してみたが、結論として、以下の崎陽軒の「シウマイ弁当」の右に出るものはない。

Kiyoulunch1

ご存じのように、崎陽軒はシウマイ自体が羽田空港の主なお土産である。もちろん、このシウマイもすこぶるオイシイ。特に真空パックタイプではなく、懐かしのシウマイ(冷蔵保存タイプ)はお肉がジューシーで最高である。この評判のシウマイを使った弁当が写真のシウマイ弁当である。お値段は750円(税込)と、羽田空港で売られている空弁の中ではほぼ最安値に位置する。

Kiyoulunch2

さっそくフタを開けてみると中華タイプの幕の内弁当であることが分かる。シウマイ弁当と銘打ちながら、シウマイ以外にも色んな具材が所狭しと入っていて、見ていて飽きないし、徐々にその豪華さに期待が高まる。いつもANAの機内誌に出ている「おべんとうの時間」を眺めていると、そのギッシリさと美味しさと素朴さに腹が減ってしまう。しかしこの崎陽軒のシウマイ弁当の方が遙かにギッシリで豪華であり、フタを開けた瞬間に安堵するのである。メインのシウマイは5個も入っている。ご飯は餅米を混ぜで炊いている関係で、モッチモチしていて食感が楽しい。まるでチマキのご飯のようである。ご飯も具材も弁当箱を真横にしても決して片一方に寄ったりしないし、汁が漏れてくることもない。過酷な移動や振動に十分に耐えるのである。まさに空弁に求められる機能性である。もう少し具材をリサーチする。

Kiyoulunch3

シュウマイの他に入っているのは、
○玉子焼き
○かまぼこ
○切り昆布&千切り生姜
これは幕の内弁当の定番だから特にコメントはない

○マグロの照り焼
これがお肉のステーキのような風格でデラックス感を演出している。味が染み込んでいて、しかも焼き目がついているなど、実に芸が細かい。難点は歯に見事に挟まること

○鶏唐揚げ
これもトドメを刺してくれる

○煮タケノコ
これが思いの外どっさりと入っている。サイコロ状に小さくカットされたもので、甘い出汁醤油で煮込まれている。西日本の人間にとって、この甘さ加減は疲れた躰に最高に良く、シャキシャキした食感もたまらなく良い

○あんず
これは最後に食べるべし。食事を締める、唯一のスイーツである。扁平な半ドライタイプで、種がちゃんとってあるのは嬉しいではないか

当然これだけの具材があれば、確実に満腹になれる。誰も文句を言えまい。最終便に近い時間帯に乗ると、うだつの上がらない薄給サラリーマンは皆この黄色い弁当箱を抱えて乗り込んで来るのである。間違いなく一番売れている空弁である。価格が一番安い空弁が、実は一番コストパフォーマンスが高いのである。崎陽軒さん、ありがとう。だからと言って、値上げしないでね

追記
 JALが足を引っ張って乗客が少ない羽田第1ターミナルでは、このシウマイ弁当は夕方いつも売り切れ。客が少ないからロスが出ないように入荷量を少なくしているのだ。全くレベルの低い商売の仕方で嫌になる。

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