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2012年5月 2日 (水)

もうお父さんシリーズはいいよ

春になって進学時期になると携帯の新規購入や乗り換え狙いでCMがどんどん打たれる。それはそれで季節の行事で構わないのだが、ソフトバンクのお父さんシリーズはどうなんだろうか。ネタ切れを起こしているのに、それを根本的に変えるアイデアもないから、延々とシリーズとして続く。最近はトリンドル玲奈さんが留学生役で出まくっているが、上戸彩のギャラが上がってあまり長時間拘束できないので、その分の穴埋めに使われているような気がしてならない。
前にも述べたが、子供と動物とグルメは必ずテレビで数字が取れる。そのセオリー通りにやるとなれば、犬で飽きられるとネコまで使い、さらにしんどくなると子役が絡んでくる恐れが高い。そして最後はグルメ攻撃。しかしそうなると、もはや携帯電話会社のCMとは言えず、自滅である。そこで行き詰まったところで原点に返り、また新しい企画としてやり直すなら良いが、何かこの感じだと犬の種類をチワワとか小型犬に変えて同じネタを繰り返す可能性もないとは言えない。
ソフトバンクはこういう創意工夫に乏しいCMを打つ余裕があるなら、もっと電波状態が良くなるように基地局の改善に取り組んでサービスの質を向上させるなど、基本的なインフラ整備に投資すべきである。ソフトバンクの利用者にとって一番不満なのは、通話中にすぐに切れる、あるいはちょっと市街地を離れると繋がらない電波状態の悪さである。ソフトバンクは本業が携帯電話なのに、iPhoneのCMは適当、普通の携帯電話はこのお父さんシリーズでお茶を濁すなど、中心となるCMがえらくいい加減だ。あれだけの大企業で優秀な人材を多数集めておきながら、何かちょっと物足りない。日本を代表するIT企業なのに、「そんなもんか」という感じである。
それにしてもCMがシリーズ化するのはここ10年ぐらいの傾向だ。視聴者を飽きさせない工夫と言われているが、慶に言わせれば、制作者側の怠慢であると思う。どうせ企画会議を何度開いても新しい、クリエイティブな提案は出てこないから、とりあえず既存モノを改変して製作に取りかかる。その方が頭を使わずに楽である。既存モノの改変なら、やる気のない社員でもそれなりにアイデアが出てくる。しかしシリーズモノは徐々に飽きられる速度が高まるので、中身をどんどん変えて行かねばならず、結局はトータルで見ると普通にCMを新しく製作して行く方が企業としてのイメージはフレッシュである。
ハリウッド映画もほぼ同じ傾向に走っている。日米共にネタ切れ、人材不足ということか。

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